上手に取得してリラックス!秘書のホリディ!

秘書のみなさん、こんにちは!
突然ですが、秘書あるある…。「ボスに気を遣って、なかなかお休みを取れない!」、「休日もボスから何かオーダーが飛んでくるかもしれないと思うと、なかなか気が休まらない!」などなど。
休暇の取り方や休日の過ごし方に関して、秘書のみなさんストレスを溜めていないでしょうか?

そんな私もご多分に漏れず、秘書時代には同じようなことを思っていた一人です。でも、秘書も人間。休養は必要です。
休養とは、心身を休ませ、英気を養うことです。つまり、次の日からより良い秘書業務を遂行するためにも、休養って大切なんですよね!

そこで、休暇の取り方や休日の過ごし方に関して、私がしていたちょっとした工夫やマインドセットなどについてお話してみたいと思います!

秘書の休暇、取り方のコツは?

基本の「キ」ですが、原則としてはボスの不在に合わせてお休みを取るようにしましょう。
これはみなさんも日頃から実践されていることだと思いますが…。それを踏まえて、私が実践していた休暇を取りやすくするコツが2つあります!


まず一つ目は、細かく休暇を取ること
「細かく」というのは例えば、午後はボスが出張で不在となるという機会があれば、思い切って午後半休を取ってしまう!といった感じです。週の中休みになったりして意外とリフレッシュ出来ますし、半休ならば翌日出社してもゲンナリするほどたくさんメールが溜まるような事態にもなりません

二つ目のコツ、それはボスの長期休暇は秘書が誘導して仕組むこと、です。
仕組むと言うと少々聞こえが悪いのですが、日頃お忙しいボスにもたまにはゆっくり休んでもらいたいという秘書ゴコロです(笑)。

私は、年間のおおよそのスケジュールを見通して、長くお休みが取れそうな時期にはなるべく予定を入れないよう、あらかじめ秘書側でコントロールするようにしていました。
そして「この2日間は特段予定がございませんので、お休みになられてはいかがでしょうか?」といった具合に、賢く・可愛く(笑)進言してみるのです。

そうすると、私の経験上「じゃあ、休ませてもらおうかな。tonoさんもこの機会にぜひゆっくりして」と100%仰ってくださいました。年末年始やG.W.、お盆などはやはりボスも一息つきたかったりしますし、悪い気はしないのだと思います。

もちろん、これらのコツを実践する大前提として、日頃からボスとの人間関係がしっかり出来ているということが大切です。人間関係が出来てさえいれば、もし万が一、ボスが在室なのに休まざるを得なくなった場合(体調不良などの突発休)でも、きっと快く休ませてもらえるはずですよ。

秘書の休日、まずはリラックスすることを最優先に!

次に、せっかくのお休みをどう過ごすか、ですよね!
これは秘書に限らず、全てのビジネスマンに言えることですが、自分がリラックスできる過ごし方ならなんでもOK!だと私は思います。リラックス、つまり「心と体を休める」ことに注力するべきです。

ただひたすらに寝て過ごす、買い物に出掛ける、自宅でダラダラTVを観る、ヨガをする…などなど、なんでもありですよ!
ちなみにとても個人的な意見で恐縮ですが、私は夏の時期は、音楽フェスに出掛けるのが好きで、屋外で音楽を聴き、ビールを飲み、たまに木陰で休んだりして過ごすのがとても心地良いんです。
この「心地良い」という感覚が大切で、どんなとき自分が「心地良い」と感じるのか、みなさんそれぞれ自分の「心地良い」ツボを探してみてくださいね

普段、心身共に張り詰めた緊張状態にあることが多い秘書さん、休日はしっかりリラックスしましょう!

秘書と業務用携帯電話の上手な付き合い方

そうは言っても、お休み中も「何かボスから連絡があるんじゃないか!?」と業務用携帯電話の存在が気になって気になって仕方がない!そんな秘書さんも中にはいるのではないでしょうか。
これはもう、気の持ちよう(マインドセット)しか解決策がないのですが、「業務用携帯電話は鳴ればすぐ反応できるように。しかし、鳴らない限りは基本ムシ!」。これに尽きます。
ON/OFFをスパッと切り替えられるようになること、これも秘書業を無理なく長く続ける秘訣のように思います。

また、最近では社内でのコミュニケーションにチャットツールを使っている企業も多いと思います。お休みの日には、自分のプロフィールの部分に「〇月〇日まで休暇中!ご迷惑おかけします<(_ _)>」などと入れおくと、急ぎの用事じゃなければ戻ってきてからにしようかな…、と思ってくれる可能性も。

自分の不在時には周りにサポートしてもらおう

秘書がお休みをいただく限りは、自分の不在中に周りのスタッフに迷惑がかからないよう事前に諸々の調整を終わらせておくことは当然なのですが、それでも不測の事態が起こることも考えられます。
そんなときのために、簡易的なマニュアルを準備しておき、周りのスタッフに簡単に引き継ぎをしておく、というような準備を日頃からしておくのがオススメ。突然自分が不在となっても、秘書業務をサポートしてもらえるような環境を整えておくということですね。

最低限サポートしてもらいたい内容を箇条書きにしたような、本当に簡単なものでも良いと思います。あるのとないのとでは自分自身も周りのスタッフも、そして何よりボスも安心感が違うと思うので試してみてください。

無理なく楽しく、元気な秘書であるために

いかがでしたでしょうか?休暇の取り方や休日の過ごし方に関して、私の経験からお話できることを綴ってみました。
もう何年も有給なんて取ってないわ…とため息を漏らすよりも、少しだけ工夫してしっかりお休みを取れる環境づくりを!

全ての秘書さんが上手に休養を取りながら、無理なく楽しく元気に秘書業を続けられるといいなぁと思います。

秘書のみなさん、今日もお疲れ様です!

tono

大手企業にて11年間勤務。新卒で入社後、6年間秘書の仕事に従事し、その後秘書経験を生かしながら人事の仕事も経験しました。
現在は夫の海外転勤に帯同するため退職。アメリカよりお届けします♪

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