秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。
春ははじまりの季節。
この記事をご覧のみなさんのなかにも、社会人としての1歩を踏み出す新人秘書さんや、異動や転職を機に秘書のキャリアをスタートさせる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
新しい環境でのデビュー!上司や先輩に良い印象を与え、少しでも早く信頼を獲得したいですよね。
しかし、慣れない仕事ですぐに大きな成果をあげるのは難しいもの……。
そんな新人秘書さんにオススメしたいのが「言葉づかい」を工夫することです!
日常業務で使われるフレーズの言い回しを少し変えるだけで、与える印象は大きく変わります!
そこで今回は、新人秘書さんに向けて「上司や先輩に一目を置かれる格上げフレーズ」をご紹介いたします!
秘書業務のよくあるシーンごとに解説しますので、ぜひイメージしてみてくださいね。
目次
秘書の格上げフレーズ①はじめての仕事を引き受けるときに
新人秘書時代は、はじめての仕事ばかり。
「頑張ります!」と言うのもフレッシュで新人秘書さんらしいのですが、より真剣でプロフェッショナルな印象を与えたいならこのフレーズがオススメです!
ほかには「最善を尽くします」といった言い回しもオススメ。
仕事に対する熱意や責任感が伝わりやすく、相手に信頼感を与えることができるかと思います!
上司から新しい仕事やプロジェクトを任されたときに、ぜひ使ってみてくださいね。
秘書の格上げフレーズ②自分にはできることがないときに
先輩が重要なプロジェクトを任されたとき、新人秘書さんにできるのは「ただ先輩を応援することだけ……!」なんてこともあるかもしれません。
そんなときに使えるのがこのフレーズです!
たとえできることが少なくても、心のこもった応援の気持ちを表現することができます。
チームの一体感やポジティブな職場環境をつくり出す好印象なひと言です!
ぜひ使ってみてくださいね。
秘書の格上げフレーズ③資料の確認をお願いするときに
報告書や資料の確認を上司にお願いするときに使えるフレーズです!
ほかに以下のような表現もビジネスシーンでは頻出します!
教えてください→「ご教示ください」
読んでください→「ご一読ください」
考えてください→「ご一考ください」
いずれも相手への敬意や丁寧さを示すための定番のフレーズです!
スラスラと言えるように、まとめて覚えておくのが良いと思います!
秘書の格上げフレーズ④目上の方から説明を受けたときに
同意や納得を表す「なるほど」という言葉。
日常的には簡単な相槌として便利ですが、少々上から目線な印象があるため、上司や先輩には使いにくいですよね。
私のオススメは「ごもっともです」と言い換えることです!
敬意が強調されるので、目上の方にも失礼なく使うことができます。
上司や先輩から何か説明を受けたときには、ぜひご活用ください!
秘書の格上げフレーズ⑤分からないことがあったときに
新人秘書時代には、分からないことも多くて当たり前。
早く仕事に慣れるためには、不明点を放置せず、きちんと質問する勇気をもつことが大切かと思います。
そんなときに使えるのが、こちらのフレーズです!
知識がないことを「知らないので」と単刀直入に伝えるのではなく「不勉強で恐れ入りますが」と言い換えることで、謙虚さと学ぶ意欲を示すことができますよ。
秘書の格上げフレーズ⑥助言を求めたいときに
慣れない仕事を進めるときに、経験豊富な上司や先輩から助言をいただけるとありがたいですよね。
「アドバイスをいただけませんか」とカジュアルに頼むよりも「お知恵を拝借できませんか」と表現することで、より尊敬と礼節を込めた依頼の仕方ができます!
課題や困難に直面したときのひと言として、ぜひ覚えておいてくださいね。
秘書の格上げフレーズ⑦誰かに手伝いを依頼するときに
仕事が終わらないときや、1人では解決できない問題に直面したとき、同僚や他部署のスタッフに協力を依頼する場面もあるかもしれません。
単に「手伝ってください」とお願いするよりも「お力を拝借できませんか」と伝えたほうが柔らかい印象になりますよね。
このように表現することで、相手の能力への敬意を示すこともできるかと思います。
関係各所とのスムーズな連携に役立つひと言です!
活用してみてくださいね。
秘書の格上げフレーズ⑧大事なことを忘れてしまったときに
新人秘書時代は覚えることもたくさん……!
気を付けているつもりでも、うっかり締め切りや予定を忘れてしまうことがあるかもしれませんよね。
そんなときは、素直にミスを認めて、軌道修正や対応のために気持ちを切り替えることが大切です。
そこでオススメのフレーズがこちら。
「恥ずかしながらすっかり失念しておりました」と言い換えることで、より謙虚で誠実な姿勢を表現できるかと思います!
秘書の格上げフレーズ⑨難しい仕事を与えられたときに
自分には難しいと思う仕事や、専門外の役割を与えられることもあるかもしれません。
努力する姿勢や挑戦しようとする気持ちをもつことは大切ですが、現実的に困難だと思われる場合はその旨を相談する必要がありますよね。
そんなとき、単に「無理です」と伝えるだけでは、必要以上にネガティブな印象を与えてしまう可能性も……。
代わりに「私には荷が重いです」と表現してみてはいかがでしょうか。
このように言い換えるだけでも、印象が大きく変わりますよね。
秘書の格上げフレーズ⑩ご厚意をお断りするときに
職場のポリシーで贈答が制限されている場合など、贈り物やお礼を辞退しなければならない場面もあるかもしれません。
ただでさえ伝えにくい内容を「結構です」という短いフレーズで終わらせてしまうのは、なんだか心苦しい……。
そんなときに使えるのがこちらのフレーズです!
「ありがたいのですが、お気持ちだけ頂戴いたします」と表現することで、より礼儀正しく心づかいを示すことができます。
関係各所との良好な関係を保つのも秘書の大切な役割です!
表情や声色にも気をつかいながら、上手に伝えてみてくださいね。
洗練された言葉選びで、輝かしいキャリアのスタートを!
今回は、新人秘書さんに向けて「上司や先輩に一目を置かれる格上げフレーズ」をご紹介しました!
参考になる言い回しはございましたでしょうか?
秘書としてのキャリア初期は学ぶことも多く、挑戦に満ちた時期ですよね。
洗練された言葉選びとポジティブな姿勢で上司や先輩からの信頼を獲得し、新しい職場での存在感を高めていってくださいね。
この記事も、新人秘書のみなさんが職場で輝くための一助となれば幸いです。
秘書としてのキャリアのスタートを心より応援しております!
それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!
企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!
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