秘書のみなさん、こんにちは!Emilyです。
先日『J.エドガー』という映画を観ました。
初代FBI長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を描いた伝記です。
長きに渡りFBIのトップに君臨したエドガーは、裏では要人の極秘ファイルを利用して、歴代の大統領さえも制するほどの強大な権力を築いたと言われています。
そんな彼の仕事を支え続けた実在の秘書で、作中でも圧倒的な存在感を放っていたのが、ヘレン・ギャンディです。
国家の最重要機密事項を扱った彼女のプロ意識から、私たちが学ぶべきことは何でしょうか。
目次
秘書が扱う情報の重要性!
エドガーは、当時は確立されていなかった国会図書館の索引システムや、捜査における指紋照合システムを考案した人物としても有名です。
そんな情報整理の達人とも言える彼が作成した極秘ファイルには、大統領をはじめとする要人たちの秘密や弱みが事細かにまとめられていました。
国家平和のためという大義名分のもとに作成された犯罪スレスレのこの極秘ファイル、奪われてしまえばFBIが糾弾されるのは必至で、その後もどのように悪用されるか分かりません。
エドガーはその極秘ファイルの管理を、秘書であるギャンディに一任していました。
自分がギャンディだったらと想像すると、そのプレッシャーに怖じ気づいてしまいそうですが、これは決して他人事ではありません。