秘書のみなさんこんにちは、ナミコです。
みなさんはもし秘書のお仕事からキャリアチェンジするとしたら、どんなお仕事を候補にされますか?
私は先日お仕事紹介のプロから、秘書キャリアを生かした意外なお仕事の可能性を伺いました。
意外なものもあり興味深かったので、ご紹介いたします!
みなさんのセカンドキャリアの参考になれば幸いです。
目次
ハローワークではキャリア相談もできる!
先日自分のキャリアの棚卸のため、久しぶりにハローワークで職業相談を受けてきました。
近隣のマザーズ(女性向け)ハローワークでは、空いていればその場でキャリアカウンセラーなどの有資格者に相談ができるんです!
幸いその日は空いていたので、すぐに面談が可能でした。
早速自分の職歴や秘書としての能力を活かせる仕事について相談してみたところ、相談員さんから意外な可能性として提示されたのが下記のお仕事でした。
※業務には資格が必要な職業もありますが、あくまでも「秘書としての経験を活かせる可能性があるお仕事」としてお話しいただいた内容をすべて記載しますね。
人事・労務部
企業には欠かせない人事部門。
採用や退職、社会保険の手続きなど、都度スピード感を求められる業務が多く、マルチタスクに慣れている秘書さんはその手腕を活かせる分野ではないかとのことでした。
初対面の学生や中途応募者の名前を覚えたり、各部署の採用ニーズを把握するようなことも秘書出身者であればスムーズにこなせるように思います。
みなさんの中には、すでに採用の現場や入社式には上司とともに関わっている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
転職しなくても、社内での異動であれば顔見知りも多く、すぐ馴染めるのではないかとおっしゃっていました。
確かに私も以前は自分の席が人事部の隣にあったので、人事・労務のお仕事は身近なものでした。
時々人事関係のイベントや繁忙期の事務作業をお手伝いすることもあり、仕事のイメージもつきやすいと感じました。
そういう意味では確かに可能性があると素直に思えました。
みなさんはいかがでしょうか?
SNS運用担当
いつもSNSを使って手土産などの情報収集ばかりしている秘書の私たち。
「逆に発信はいかがでしょう!」とオススメされたのがこちらの業務です。
具体的には社内で集めた情報を社外の顧客やファンに向けて発信するお仕事です。
部署をまたいで活動することも多く、社内の動向や経営陣の最新情報にも詳しい秘書であれば、発信も意外とスムーズにできるのではないかというご提案でした。
確かに、毎回ネタ切れになりがちな投稿でも、ちょっとしたことに目を留められる秘書さんならではの視点が期待できそうです。
この考え方を聞いたときはなるほど!と思いました。
発信というとハードルが高そうにも思えますが、社員として毎日の気づきを投稿するだけというお仕事もあるそうです。
人前に出るようなお仕事はちょっと苦手と感じて躊躇されている秘書さんでも、顔出しなしの「中の人」であれば挑戦できそうですよね!
広報関係への転職をお考えの秘書さんにはオススメのお仕事ではないかと感じました。
ネイリスト
オフィスで働くわけではないので、大きなキャリアチェンジとなりますが、ネイリストはオフィスワーカーのネイルを担当されることも多いお仕事ですよね。
ネイリストの中には、企業での勤務経験がない方もいらっしゃるようです。
ネイルが好きで専門的に学ばれた方が多く、どうしてもデザイン重視になりがちで実際のオフィスコードやニーズとのギャップに悩まれる方もいらっしゃいますよね。
その点秘書経験者であれば、オフィスでも浮かない長さやデザインも熟知しているのでギャップに悩まされることもありませんよね。
オフィスでは目立たずに上品で、でも自分でも楽しめるというネイルデザインに頭を悩ませている秘書さんも多いのではないでしょうか。
サロンでは素敵に見えるデザインも、オフィスでは浮いて見えそうで、結局いつも無難な色を選択してしまうんですよね。
相談員さん曰く、元秘書という肩書はネイリストとして活動する際も「オフィスのことをわかっている人」という裏付けにもなり需要があるのではないか、とのことでした。
このお話には説得力があり、私も思わず大きくうなずいてしまいました。
もし元秘書さんが経営されているサロンができたら、ぜひ予約したいです(笑)。
日ごろからネイルにこだわりのある秘書さん、いかがでしょうか。
中小企業の管理部門
多くの社員が在籍する大企業では、各部署の役割が明確化され、細分化される傾向にあると思います。
一方で(私も経験がありますが)、中小企業の管理部門はある時は秘書、ある時は総務、そしてある時はイベントの司会などなどあらゆる役割を一手に担っています。
社員数の少ない企業では、そもそも厳密な職制がないことも珍しくないため、管理部門の担当範囲が広くなるんですよね。
「得意な人が担当する」「できる人が引き受ける」ということも多い中小企業での屋台骨を支えるお仕事。
秘書という仕事だけでは人間関係も広がらず、仕事の範囲が狭くてやりがいが見いだせないと感じているの秘書さんにはぴったりの職種ではないかと思います。
中小企業の雰囲気については、以前の記事もぜひご覧くださいね。
学校や塾の事務スタッフ
学校で先生の資料作りのサポートしたり、保護者や外部からの問い合わせ対応をしたりするのが学校事務員のお仕事。
日ごろからお取引先や社員など、多数の方の顔とやりとりしている秘書にとってはイメージしやすい業務なのではないでしょうか。
しかしひとくちに学校と行っても、小学校から大学、さらには公立か私立か、また専門学校やインターナショナルスクール、社会人向けの学校などさまざまな種類があります。
「子どもが好き」「得意の語学を活かしたい」「自分の専門分野に近い学校で興味を広げたい」などと選択肢も豊富です。
実際に私の元同僚も、転居をきっかけに秘書から現地の大学事務職員として転職された方がいらっしゃいました。
相談員の方曰く、日本中に学校は必ずあるため、転居してもお仕事が探しやすいのも魅力なんだそうですよ。
ライフスタイルに合ったお仕事ができそうですよね。
ハローワークで意外なセカンドキャリアが見つかるかも!?
今回は私が実際にオススメされた職業を挙げてみました。
いかがでしたでしょうか。
上記に挙げた以外にも、みなさんのキャリアや資格によっても、オススメのお仕事はたくさんあるかと思います。
そして驚いたことに、ハローワークでは在職中でも使えるサービスがたくさんあるんです。
費用面でも無料や安価なものが多く、ちょっとした相談にも乗っていただけます。
機会があれば利用してみてはいかがでしょうか。
意外なセカンドキャリアが見つかるかもしれません。
それでは秘書のみなさん、お疲れ様です!
現在外資系商社にて、社長秘書、総務業務全般を約10年担当
突発的なトラブルすら面白がる前向きかつ好奇心旺盛な性格で、今日も楽しくお仕事中。
日々の気づきの中、秘書のみなさんと共有したいことを発信していきますね。
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