秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。
近年、リモートワークの普及によって自宅で働く秘書さんも増えているかと思います。
リモートワークに欠かせないものと言えばパソコンですが、パソコン選びって素人にとっては難しいですよね。
たくさんの種類の中からどれを選べば良いかわからなかったり、せっかく買ったパソコンの動作が遅くてストレスになってしまったり……。
私は最近、パソコンをMacからWindowsに買い替えたのですが、その際に改めてパソコンの種類やスペック、形状をじっくりと検討してみました。
今回は、その経験を踏まえて、秘書さんがパソコン選びに失敗しないためのコツをご紹介したいと思います!
新しくパソコン購入を検討している秘書さんや、今使っているパソコンが自分に合っているか気になっているという秘書さんは、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
秘書にオススメなのはWindows?それともMac?
「そもそもWindowsとMacのどちらを選べば良いかわからない」と悩んでいる秘書さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
WindowsとMacの両方を使用した私の所感として、とくに強いこだわりがない秘書さんであればWindowsを選ぶことをオススメします!
主な理由は以下の2点です。
- WordやExcel、PowerPointなどのofficeソフトが、Windowsには最初から入っているケースが多い
- 簿記や会計など専門的なソフトは、Windows向けのものが現状は主流
秘書業務でよく使われるソフトが利用しやすいというのは、Windowsを選ぶ大きなメリットになりますよね。
一方、「Macのデザイン性が好き」「iPhoneやiPadなど他のApple製品とスムーズに連携させたい」などの理由からMacを希望する秘書さんもいらっしゃるかもしれません。
Windowsと少し仕様が変わりますが、Macでもサブスクか買い切りでofficeソフトを導入することは可能です!
「officeソフトさえ使用できれば専門的なソフトは必要ない」という秘書さんや、「業務で必要なソフトがMacにも対応している」という秘書さんは、Macを選んでも問題はないかと思います。
パソコンは毎日のように使うものですから、使いやすさはもちろん、デザインも自分好みのものを選べたらうれしいですよね。
秘書のリモートワークにはノートパソコンとデスクトップパソコンどちらが良い?
「ノートパソコンとデスクトップパソコンはどちらを選ぶべきか」というのも悩みどころですよね。
持ち運びが容易なノートパソコンは、カフェやコワーキングスペースで仕事をしたい秘書さんや、出社とリモートのハイブリッド勤務をしている秘書さん、また出張が多い秘書さんなどにとくにオススメです。
一方、デスクトップパソコンには、画面が大きく作業しやすいことに加え、比較的安価で高性能のものが購入しやすいというメリットもあります。
これらの特徴を踏まえ、ご自身の使用環境に合わせて適した形状のパソコンを選ぶのがポイントです!
ちなみに私は、ノートパソコンを愛用しています。
自宅で仕事をするにも「今日は書斎で」「たまにはリビングで」などと気軽に作業場所を変えられるので、気分転換もしやすくオススメです!
また、パソコン売り場の店員さんから教えていただいたのですが「大きい画面が必要になったら、モニターを別途購入してデュアルディスプレイにする」という方法もあるそうですよ。
モニターは1~2万円の安価で買えるものも多いとのことなので、私も今後必要に応じて買い足しを検討するつもりです!
秘書業務に適したパソコンスペックのチェックポイント
適したパソコン選びのためには、スペック比較も欠かせません。
とはいえ、実際にパソコンのスペックを調べてみると「CPU」「メモリ」「ストレージ」など見慣れない専門用語ばかり……。
「よくわからない!」とここで挫折してしまった秘書さんも少なくないかもしれません。
しかし、これらのパーツの役割や性能の違いを理解すると、パソコン選びがうんとしやすくなるんです!
以下に1つずつ説明しますね。
チェックポイント① CPU
「CPU」とは、処理速度を決めるもので、人間の頭脳などに例えられます。
頭の回転が速い人ほど、仕事がサクサク進められるというイメージです。
IntelとAMDという2つのメーカーが主流で、型番によって性能が変わります。
一般的な型番は以下の通りです。
当然、性能が高くなるにつれて価格も高くなるので、予算とのバランスを踏まえて選ぶのがポイントです!
データ入力や文書作成など一般的な秘書業務であれば、それほど重い作業ではありませんので、IntelでいうとCore i5くらいを目安にすると良いと思います。
動画編集など重い作業をする秘書さんや、予算に余裕がある秘書さんは、さらに性能の良いものを選ぶと、より快適にご使用いただけるかと思いますよ。
注意点として、後ほどご説明する「メモリ」や「ストレージ」は後から容量を増やす方法があるのに対し、この「CPU」は基本的に後からグレードアップすることができません。
後悔することにならないよう、ご自身の業務内容と予算に照らして慎重に検討されることをオススメします!
チェックポイント② メモリ
「メモリ」とは、同時に作業できるタスクの量や速度を決めるもので、作業デスクの広さなどに例えられます。
作業デスクが狭いと、一度にいろいろな仕事を処理することができませんよね。
かといって、作業デスクが広すぎて使いきれないスペースがあっては、無駄になってしまいます。
そのため、業務内容に適したサイズを選ぶことがポイントです!
一般的に、仕事に使う場合の目安は「4GB」「8GB」「16GB」あたりと言われます。
ただ「4GB」はアプリの立ち上げが遅いケースがあるなど、やや心もとない印象です。
秘書業務ではマルチタスクやスピーディーな処理を求められる場合が多いことを踏まえると「8GB」くらいを目安に選ぶのが良いかもしれません。
私が使用しているのも、8GBメモリのパソコンです。
ネット検索しながら資料作成をしたり、複数のタブやアプリを立ち上げて作業したり、ほとんどの仕事が問題なく行えています!
チェックポイント③ ストレージ
「ストレージ」は保存できるデータの量を決めるもので、作業デスクの引き出しの多さに例えられます。
スマートフォンでも「ストレージ不足で写真が保存できなくなった!」なんてことがあったりしますよね。
パソコンのストレージは「128GB」「256GB」「512GB」などが一般的です。
例えば、Google DriveやDropboxといったオンラインのクラウドストレージを多用する秘書さんで、パソコン自体の保存容量はそれほど必要ないという場合は「128GB」でも足りるかもしれません。
パソコンにデータを保存してオフラインでも作業したい秘書さんや、さまざまなアプリやソフトをインストールしたい秘書さんは「256GB」を選んだ方が安心できるかと思います。
ストレージに余裕があるとバックアップ用の領域も確保しやすくなりますので、重要なデータを多く扱う秘書さんにもオススメですよ。
「512GB」以上は、動画編集をしたり、動画や音楽をたくさん保存したりする秘書さんに適しているかと思います。
なお、ストレージには主に「HDD」と「SSD」という2種類の方式があります。
簡単に言うと「HDD」は安価で大容量な反面アクセスなどにかかるスピードが遅く、「SSD」は比較的高価な分スピードが速いというのが特徴です。
秘書さんが仕事で使用するとなると、やはり作業効率が重要になるかと思いますので、私は後者をオススメしています!
自分に合ったパソコンを選んで、より快適な秘書ライフを!
今回は、秘書業務に適したパソコン選びのポイントをご紹介しました!
性能の違いやスペックの目安について、イメージがわきましたでしょうか?
パソコンは、秘書にとって最も重要な仕事道具の1つですよね。
最適な1台を選ぶことは、毎日の仕事効率や快適性にも直結します。
自分に合ったパソコンを選んで、より充実したリモートワークを実現しましょう!
それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!
企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!
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