コロナ禍での社葬はどのように執り行われる?秘書として知っておきたい知識を伝授!

コロナ 社葬

秘書のみなさん、こんにちは!Emilyです。

創業者や経営者などが亡くなった際に会社が主体となって執り行う社葬。
そう何度も経験するものではないからこそ、いざという時に慌てないよう心の準備をしておきたいものです。

最近、取引先の執り行う社葬に上司と共に参列する機会がありました。
コロナ禍において、新たな参列マナーや運営方式も作られつつあるようです。

今回はその時の経験を、みなさんにも共有できればと思います!

コロナ禍でも「葬儀」は自粛の対象外

現状、コロナ禍でも葬儀は自粛の対象とはされていません。
これは、葬儀場が「社会生活を維持する上で必要な施設」であると位置付けられているためです。

とはいえ、大勢の参列者が集まる葬儀は、当然感染リスクを伴います。
実施にあたっては、運営側だけでなく、参列者も含めての感染症対策が必須です。

長引くコロナ禍で葬儀のあり方にも変化が生じていると言われていますが、実際にはどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。
いずれ自社が運営側となる可能性も踏まえ、今回の参列経験から葬儀のニューノーマルについて考えてみたいと思います。

社葬案内状には配慮の一言を

コロナ 社葬

社葬の案内状では、葬儀の日時や場所、形式などが通知されます。
今回私が受け取った案内状には、コロナ禍での運営に関してこのような言葉が添えられていました。

このような状況下でのご参列にあたり、ご不安な点もおありのことと存じます。
当日は皆様の安心・安全と感染症の拡大防止を考慮し、ガイドラインに沿った対策を徹底いたしますが、皆様の体調を第一に優先していただき、ご無理はなさらないようお願い申し上げます。

定型的な内容で作成されることの多い案内状ですが、こうした記載が含まれていると、配慮が行き届いている印象を受けますよね。

遠方の取引先にも案内を出す可能性がある場合など、参考にしてみるとよいかもしれません。

葬儀でのマスク着用ルールは?

葬式 マスク

新型コロナウィルスの発生以前は、葬儀でのマスク着用に否定的な意見もありました。
風邪や花粉症で止むを得ずマスクを着用する場合も、受付や焼香、人前で話をする時には外すのがマナーだという考えも少なくなかったと思います。

コロナ禍においては、むしろ「マスクは着用するのがマナー」と捉えて問題なさそうです。
私が参列した葬儀も、参列者はもちろん、喪主を含めた遺族、葬儀社や斎場のスタッフ、そしてご僧侶も全員マスクを着用していました。

式中も、式場のスタッフからくり返しマスク着用を促すアナウンスがされていました。
その説明によれば、故人に対しても、また宗教的・儀礼的にも、マスク着用が失礼にあたることはないということでした。

マスクの色は白か黒か?

葬式 マスク 色

ネット上では「葬儀には黒マスクがマナー」とする情報があったり、「葬儀用マスク」として黒マスクを販売しているサイトがあったりします。

私も参列にあたりどうすべきか迷った部分ですが、実際には「白の不織布マスク」を着用している人が圧倒的な多数派でした。
中には黒やグレーといった色付きのマスクをしている方もいましたが、割合としてはかなり少なかったので、どうしても目立ちます。

弔事の場では極力目立たないように、という基本的な考え方に照らすと、やはりマスクは白色を選択するのが無難かもしれません。

式場での感染症対策

葬式 ソーシャルディスタンス

社員や取引先も含めた大勢の参列者が見込まれる社葬。
式場での感染症対策はどのようにされるのでしょうか。

具体的に考えてみたいと思います。

参列者の手指消毒

今回の葬儀では、受付前やお焼香をあげる動線上、会場内の座席付近などいたるところに消毒液が設置され、都度スタッフからも手指消毒を促されました。
消毒液の設置は、コロナ禍においては必須の対策と言えそうです。

式場内の換気

式場は、窓やドアを解放し、常に換気がされていました。
これにより、特に日が暮れてから行われる通夜式では会場内がかなり寒く感じましたので、これからの時期は各自の防寒対策が一層重要になりそうです。

自社で社葬を執り行う場合、季節によっては案内状に防寒対策を促す一文を含める配慮も必要になるかもしれません。

座席の間引きとパーテーションの設置

今回の葬儀では、座席の間引きやパーテーションの設置はされていませんでした。
参列者数や会場の大きさによっては、それもやむを得ないのかもしれません。

その場合は、正しいマスクの着用など、参列者一人ひとりのマナーがより重要になってくると感じました。
案内の段階から参列者にマスク着用を促したり、忘れた方へマスクを配布したりといった対応も検討しておくとよいかもしれません。

ソーシャルディスタンス

焼香台への移動などは、少人数ずつに区切って人と人の距離を確保できるように誘導がなされていました。
その分、参列者の待ち時間も長くなりますので、会場で故人の生前の様子を振り返る映像を流したり、式次第を工夫したりするとよいかもしれないですね。

また、焼香台までの入口と出口を分ける導線の工夫も見られました。

「通夜振る舞い」での食事は?

コロナ 通夜振る舞い

通夜式の終了後に参列者を別室に招いて食事を行う「通夜振る舞い」。
以前は大皿料理が出されることが一般的でしたが、コロナ禍では食事の内容が大きく変わっているようです。

今回参加した通夜振る舞いでは、食事は個別のお弁当でした。
その場でいただくことも、持ち帰ることもできます。

参列者のなかには大勢での食事に抵抗があるという方もいらっしゃると思うので、こうした配慮はとても大事ですね。
大体1〜2時間ほどで行われるのが一般的な通夜振る舞いですが、お焼香同様に、時間と人数を絞って数回に分けて入れ替えを行っているようでした。

また、喪主による個別の挨拶回りも、接触を減らすためか行われず、全体に向けての挨拶のみでした。

他にこんな選択肢も

今回の葬儀では行われていなかったようですが、コロナ禍においては他に「香典の電子決済」や「オンライン葬儀中継」、「返礼品の郵送」といった対応がされることもあるようです。

故人を弔う気持ちはそのままに、1部の運営方法を簡略化する新たな葬儀のあり方も確立されつつあります。

こうしたニューノーマルは、その利便性からコロナ収束後も定着し続ける可能性があります。
時代に取り残されないよう、今からでも少しずつ情報を集めておきたいものです。

秘書として、社葬の準備も完璧に!

コロナ禍 葬式

社葬には、故人を追悼することに加え、大きな転換期を迎えた会社の組織力と強固な経営基盤を主要関係者に示す意義もあります。

だからこそ、秘書として自社の社葬に携わることになったら、会社としての品格を重んじ、参列者への配慮や円滑な運営を抜かりなく行わなければなりませんよね。
いつ訪れるか分からない有事に備えて日頃から情報収集を行い、万全の体制を整えておきましょう。

それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!

Emily

企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書などを経験。企業秘書ならではの働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!

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