秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。
キャリアの多様化や個人の価値観の変化により、会社を辞めて新たな道を歩む決断も肯定的に受け入れられる時代になりました。
Hisholioをご覧のみなさんの中にも、ご自身の成長や満足度を高めるために、転職や独立をする未来を想像した経験のある方が少なくないのではないでしょうか?
しかし、退職は人生の大きな選択の1つ。簡単に決断できるものではありませんよね。
私も長年勤めた会社を退職した経験があるのですが、決断するまでには多くの不安や葛藤がありました。
そこで今回は、私自身の経験をもとに「退職を後悔しないための熟考ポイント」についてお伝えしたいと思います!
みなさんが今後のキャリアについて考えるきっかけの1つにしていただけば幸いです!
目次
最近、成長を実感できている?
私は長年同じ会社で秘書として勤めていたので、環境や業務内容にも慣れていて、とても働きやすく感じていました。
しかしその一方で、新しい挑戦や学びの機会が少なくなり、成長を感じづらくなっていることに気付いたんです。
仕事を通じての成長は、精神的な充実感や社会的な貢献度に大きく影響しますよね。
個人の能力を高めることは、将来のキャリアの可能性を広げることにもつながります。
みなさんはここ最近、仕事を通じて新しくできるようになったこと、成長を感じられたことはおありでしょうか?
慣れた環境で毎日なんとなく過ごしていると、月日はあっという間に過ぎていきます!
もし、そんな日々にどこか物足りなさを感じているなら、思い切って新しい環境に身を置くことを考えてみても良いタイミングかもしれません。
社内に理想のロールモデルは存在する?
キャリアを考える際、目指すべきロールモデルがいるかどうかは非常に参考になる点かと思います。
自分自身の理想とする働き方やキャリアの形が社内に見当たらない場合、それは1つのサインかもしれません。
私の場合は、勤務時間や場所など「働き方における自由」が大きな理想の1つでした。
しかし、当時勤めていた会社ではフレックス制度やリモートワークも導入されておらず、自分の理想とするワーク・ライフ・バランスを実現することは難しいと感じたんです。
もし、現在の職場で自分が望むキャリアや働き方のモデルが見つからない場合、外に目を向けることも1つの選択肢かと思います。
理想のキャリアを築くためには、思い切って環境を変える勇気が必要かもしれません。
自分自身にとって何が最も重要かを考え、そのための環境が整っているかどうかを見極めることが、後悔しないための重要なステップです!
今の会社で実現したい目標はある?
みなさんは5年後、10年後にどのような仕事をしていたいですか?
何か成し遂げていたいと思う目標をお持ちでしょうか?
これらを自問自答してみると、自分自身が現在の職場でのキャリアパスに満足しているかどうかを判断するヒントになるかもしれません。
私が以前勤めていた会社では、必ず年度初めに中長期の目標を設定する研修がありました。
しかし、私は毎年ペンが進まず、考え込んでしまうことが多かったんです。
「こんなスキルを身に付けたい、こんな勉強がしたい」という個人的な目標はあったものの、それが当時の会社での仕事に直結するとは限らないのが現実でした。
「今の会社にいるからこそできる」と感じるような特別な目標が思い浮かばなかったのです。
もし、自分のキャリアに対する熱意や将来のビジョンが会社の方向性と合わない場合、そのギャップは心のモヤモヤにつながる可能性も……!
自分自身に問いかけることで、現在のポジションやキャリアの方向性について再考する良い機会になるかと思います!
本当に退職がベストな選択?
職場での不満や問題が積み重なると、すぐに退職を考えてしまいがちですが、急いで決断するのは後悔のもと!
一度立ち止まって、他の選択肢も考えてみることをオススメします。
たとえば、仕事の内容にモヤモヤがあるなら、まずは上司に相談して業務調整を依頼することから始めてみても良いかもしれません。
また、他部署やグループ会社への異動希望を出すことも1つの解決策ですよね。
給与面での不安や仕事のやりがい不足が課題であれば、副業を始めることで新たな収入源を確保し、本業以外でやりがいを得るという方法もあります。
私自身も退職を決断するまでに、上司と何度も面談を重ね、異動や業務調整など、様々な道を検討しました。
それによって、何が自分にとってベストな選択かをじっくりと考えることができたので、納得感を持って決断することができました!
今の会社の良いところは?
退職を検討する段階では、どうしても不満に思っている部分に意識が集中しやすくなります。
しかし、結論を出す前に「今の会社のポジティブな側面」を再評価することも大切です。
現在の環境の良い点を見つめ直すことで、よりバランスの取れた視点から決断を下すことができるかと思います。
- お給料は上がったけど、前の職場の方が人間関係は良かった……。
- 有給が取りやすくなったけど、仕事のやりがいは以前の方が……。
こうした後悔を生まないために、退職を考える際には、得られるメリットだけでなく失われるものについても考慮するのがオススメです。
私は、当時の環境の「良い点」と「不満な点」を紙に書き出して、それぞれを見直す作業をしていました。
ポジティブな側面をリストアップすることで、そのメリットを失うリスクに対する心の準備もでき、より合理的な選択ができたと思っています!
秘書さんが前向きな1歩を踏み出せるように
今回は、私自身の経験をもとに「退職を後悔しないための熟考ポイント」についてお伝えしました!
参考になる観点はございましたでしょうか?
退職を考える際、心にはさまざまな思いや葛藤が渦巻きます。
後悔しない選択をするためには、自分の理想をじっくりと見つめ直すことが大切です。
この記事が、みなさんの考えを整理するヒントとなれば幸いです。
自分の心に正直に、そして勇気を持って前向きな1歩を踏み出してくださいね。
それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!
企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!
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