秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。
上司や会社のスケジュールに合わせながら、日々多くのタスクをこなさなければならない秘書の仕事。
時には、残業や飲み会などで帰宅時間が遅くなってしまうこともありますよね。
忙しい1日を終えた帰り道は、ついつい気を抜いてしまうもの。
しかし、暗い夜道や人通りの少ないところでは、防犯上のリスクも高まります。
だからこそ、日々の通勤時にも警戒心を忘れずに、安全な行動を心がけることが大切です!
そこで今回は、私の実体験を交えて通勤時の防犯対策についてご紹介したいと思います!
目次
夜道のひとり歩きはやっぱり危険!
以前、運動不足解消のために1つ手前の駅から歩いて帰宅することを習慣にしていた時期がありました。
大通りから少し外れたところに川沿いの道があり、仕事後のリフレッシュにもなるお気に入りの通勤ルートでした。
ところが、ある日の帰り道、そこで露出狂に遭遇してしまったんです……!
幸い、こちらに危害を加えてくるようなタイプではなかったので、刺激しないよう冷静にやり過ごし、その場から離れたあとに通報しました。
あとから思えば、暗い道で人通りも少なく、夜に1人で歩くのは危ないルートだったんですよね……。
自分の不用心さを大いに反省した出来事でした。
仕事でお疲れの秘書さんは気をつけて
見通しの悪い場所や人目につきにくい場所では、こうした犯罪に遭遇してしまう確率も高まります。
「そんなの常識!」と思われるかもしれませんが、仕事で疲れている時ほど判断力や警戒心は鈍りがち。
「まさか自分が被害に遭うわけない」と軽く考えてしまったり、近さや便利さを優先してしまったりすることは意外に多いのではないでしょうか。
「明るく人通りの多いルートを選ぶ」「帰宅が遅くなった日はタクシーを使う」といったリスクヘッジはやっぱり重要!
私もこの経験を通じて、改めて気を引き締めました。
今では、多少遠回りであっても安全な道を選ぶことを徹底しています!
防犯ブザーはスマホでも代用可能
こちらも私の実体験なのですが、帰宅途中に自宅付近で路上痴漢に遭ったことがあるんです……!
「咄嗟に悲鳴を上げることは難しい」とよく言われますが、私も例に漏れず。
恐怖心や驚きにより反応が遅れ、悲鳴どころか声を出すことすらできませんでした。
幸いというべきか、すぐに相手が逃げ出したのでそれ以上の被害は受けずに済んだのですが、運が悪ければ(痴漢に遭った時点で悪いのですが)暴行や窃盗などに発展していたかもしれないと思うとぞっとします……。
こうした不測の事態に対処するためには、あらかじめ自己防衛の方法をイメージしておくことが重要だと身をもって感じました。
いざというときに備えて
今はスマホを防犯ブザー代わりにすることもできますよね。
例えば、iPhone(※第8世代以降)であれば、サイドボタンといずれかの音量ボタンの長押しで「警報音」や「緊急通報サービス」を起動させることができます。
緊急時用機能の設定方法や操作方法は機種によって異なります。
把握できていないという秘書さんは、いざという時のためにご自身のスマホ設定の見直し(もしくはアプリのダウンロード等)をしておくことをオススメします!
帰宅報告を習慣化し、万が一の時に連絡が取り合えるように
職場の飲み会後、上司や同僚にお礼のメールを送る秘書さんは多いですよね。
帰りの電車などでメールを済ませる方が多数派でしょうか。
もし1人暮らしをされている秘書さんで、職場の飲み会が頻繁にある方であれば、お礼メールのタイミングを「帰宅後」にするのもオススメです!
私はいつも、お礼に加えて「無事に帰宅しました」と上司にメールすることを習慣にしています。
これにより、なんらかの理由でメールを送れなかった場合にも、その異変に気付いてもらえる可能性が高まるためです。
実際に、先日こんなことがありました
飲み会の帰り道に「おおぬさ」という神道の道具のようなものを振り回している不審者を発見し、通報などをしているうちに帰宅が遅れてしまったんです。
すると、同じ飲み会に参加していた上司から「無事に帰宅できた?」とメールが。
いつもならあるはずの私からの「お礼&帰宅報告メール」がないことに気づき、心配してメールを送ってくださったとのこと。
この時は何事もなかったですが、もしもの場合であってもこうして気づいてくれる人がいると思うと、とても心強く感じました。
このように帰宅報告を習慣化し、万が一の時に連絡が取り合えるようにしておくことは、防犯上有効な対策になるかと思います!
上司や同僚にメールを送る慣習がない場合は、ご家族や親しいご友人宛に送るという方法もありますよね。
状況次第ではエレベーターの同乗を避ける
駅やマンションで「エレベーターの同乗を避ける」というのも自己防衛の1つになるケースがあります。
人通りが少ない場所や時間帯では、エレベーターという密室が危険な空間になる可能性も。
私も海外旅行先でかつあげ目的の女性2人組にエレベーターに閉じ込められた経験があるのですが、密室空間では抵抗も難しく、なかなかのピンチでした……!(最終的には無事に脱出できました)
状況に合わせて判断しよう
秘書の職業病なのか、エレベーターを見るとさっと乗り込んでボタン操作をしたくなるのですが、エレベーター内で見知らぬ人物や不審な人物と同乗することは時に危険も伴います。
不審な人物がいると感じた場合や不安を覚える場合など、状況次第では無理をせず次のエレベーターを待ったり、別の経路を利用したりする判断も大切かもしれません!
自宅付近のコンビニでアイスを買わない
前述の通りさまざまな軽犯罪に遭遇してきた私も、同僚からアドバイスされて目から鱗だった防犯対策があります。
それは「帰宅途中に自宅付近のコンビニでアイスを1個だけ買わないこと」です!
なんでも、溶けやすいアイスを買うことで自宅までの距離が近いことを第三者から推察されてしまい、ストーカー被害を受けやすくなってしまうとのこと。
さらに1個だけ購入していることから、「一人暮らし」であることが推察されてしまいます。
とくに今のような暑い時期は、仕事後のご褒美にアイスを買って帰りたくなりますよね。
自宅から少し離れたコンビニで購入するようにしたり、エコバッグを使って通行人からアイスが見えないようにしたりと、少し工夫をするだけでも安全性を向上させられるかもしれません。
また、私は万が一ストーカーされてしまった時にも気配にいち早く気づけるよう、歩行中はイヤホンを外すことも心がけています!
これから物件選びをされる秘書さんへ
引っ越しを検討されている秘書さんや、これから1人暮らしを始める秘書さんにとっては、物件選びも重要ですよね。
防犯面を意識する場合、一般的に以下のような条件を重視する方が多いのではないかと思います。
- 駅近の物件を選ぶ(歩行時間が短くなる、比較的人通りが多い)
- 2階以上の部屋を選ぶ(容易に侵入されにくい)
- 外階段・外廊下を避ける(部屋への出入りを建物の外から見られにくい)
- オートロック付きの物件を選ぶ(建物への不正侵入がされにくい)
上記に加えてオススメなのは、実際に夜の時間帯に最寄り駅から物件までの道を歩いてみて、人通りや明るさを確認することです!
内見は日当たりを確認するため明るい時間帯に行く方が多いと思いますが、契約前に改めて夜道の確認もしておくと、より安心できますよ。
秘書のみなさんの安心・安全のために
今回は通勤秘書さんに向けて、私が心がけている「通勤時の防犯対策」をご紹介しました!
私の経験が、みなさんの安全意識を高めるきっかけとなれば幸いです!
周囲の状況を注意深く見極め、不測の事態にも素早く対応できるよう、日頃から防犯対策を意識して参りましょう!
今後もより安全な環境でみなさんがご活躍されることをお祈りしております。
それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!
企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!
No comments yet.