忙しい秘書さんにおすすめ!「献立の見える化」で効率的な夕食準備を

秘書のみなさん、こんにちは! HisholioライターのNellです。

昨年から続く新型コロナウイルスの影響で外食の機会が減り、おうちで食事をすることが増えていますよね。
毎日忙しい中、仕事が終わってから慌ただしく自分や家族の夕飯の支度をするのは本当に大変ですよね……。

そして、放っておいてもご飯は出てこない……。
レトルト食品やデリバリーフードもさすがに毎日使うのは気が引けるとなると、どうにかこうにか自分で日々の夕食を準備しなくてはなりません。

今回は、恥ずかしながら料理が得意でも好きでもない私が、仕事のように少しでも夕飯づくりを効率化できないかと考えて実践している方法をご紹介させていただきます。

1週間の献立を見える化!日々の負担を減らして効率アップ!

「冷蔵庫を開けて、その日あるもので何かパパっと作る」
これができたら最高なんですが、私にはそんな高度なことはなかなかできません!

日々の献立を毎日夕飯前に考えて作っていたら時間がかかりすぎるし、これ食べたいなと思って作り始めたはいいが、材料が足りなくなったなんてことも。
また秘書のお仕事は上司の予定や、上司からの依頼内容によって、その日の忙しさや残業時間が大きく左右されますよね。
つまりは自分で自分の予定がコントロールしづらいこともあるということ。
仕事でクタクタになった後の食事作りは一層ハードルが上がりますよね。

そこで、作業の前倒しや分散をして、日々の夕食づくりへの負荷を最小限にすることを目指しました。
毎日の「夕飯づくり」のタスクを見える化すれば、自分自身が楽になるのではないかと考えたんです。

「小学校の給食のように、1週間分まとめて夕食の献立表を作って冷蔵庫に貼り付けること」
「作り置き食材をうまく活用することで、日々の夕食準備作業を明確化、最小化すること」
を実践しています。

実際の献立運営の方法をご紹介!

方法

1. 1週間の夕食の献立を作成する。紙に「手書きで簡単に」でOK!

  • 我が家はなるべく一汁二~三菜になるよう献立を組み立てています。
  • メニューを決めて買い物、もしくは買い物してからメニュー決めでもOK。
    初心者さんや、お料理が苦手な方は「メニューを決めてから買い物」をオススメします。

2.1のメニューのうち「作り置きするもの」「予め仕込みをするもの」には赤色で★マークをつける。(色を変える、〇をつけておくなど、自分で分かれば何でもOK)

3.献立ができたら冷蔵庫に貼り付ける。

4.土日や手の空いたタイミングで、一気にまとめて、2で★をつけた作り置き食材を作る。

5.平日は仕込んだ食材を焼くだけ、作り置きしたおかずを盛るだけ、温めるだけ!
足りなければ追加で1品、2品作るだけなので、ほぼ10-15分で夕食が完成。

献立表サンプル

実施してみて感じたメリット

この方法を実践してみて、感じたメリットをご紹介します。

  • 献立を見える化することで、家族とも夕飯情報が共有できるため、夕飯がカレーの日にうっかり旦那さんがランチでカレーを食べてきてしまった…なんてことがなくなる。
  • 献立が決まっていて、それに応じた買い物をしているので、食材が余って無駄になることがない
  • 作り置き食材や仕込み済み食材を明確にすることで、平日夕飯前にすべきこと(タスク)が明確になる
  • 家族に手伝ってもらう時も「サラダだけ作ればいい」とか「味噌汁だけ作ればいい」などが指示しなくても明確になる。
  • メニューを見える化することで、1週間の中での和・洋・中や肉・魚・野菜のバランスも明確になる
  • 土日などにまとめて作り置きをすることで、食材のカットなどを一度にまとめてでき、時短につながる。
    (例えば玉ねぎのみじん切り1/2玉、くし切り1/2玉を同時並行で…など)
  • 肉や魚はジップロックに調味料と一緒に入れて冷凍・冷蔵することで、より柔らかくなったり、味が染みやすくなったりして、簡単で美味しく作れるようになる。
  • 夕方から会議があって遅くなる日など、あらかじめ自分の予定に合わせて献立を組むことで、自分の負担も減る。
    家族に手伝ってもらう場合も、作業分担が明確になる。

献立表は写真を撮って家族のLINEグループのノートなどに貼り付けておくのがオススメです。
外出先でも今晩なんだったけ……と確認でき、ランチで同じものを食べてしまうこともなくなります。

夕方遅い時間に至急案件が舞い込んできて、鬼の形相でパソコンのキーボードをバチバチ叩きまくる、なんて秘書をしているとよくあることですよね。
そんな妻の姿を見た我が家の旦那さんが、献立表を見てそっと作り置き食材をお皿に盛り付け、お味噌汁だけ作って待っていてくれたことがあります(神!)。
これこそが、見える化によるタスクの明確化の功績です!

もし今晩の献立が何か分からなければ、旦那さんは何もせずぼーっと待機していたかもしれません。
もしくは、夕飯はシチューなのに、うっかり味噌汁を作ってメニューの崩壊が起きていたかもしれません(笑)。

自分だけでなく、周りの人も動きやすくする「夕飯の献立の見える化」、地味にいい仕事をしてくれます!

忙しい秘書さんは食材の買い物も時短で!

我が家では上記のように1週間分の献立を決めて、まとめて作り置きをしますので、基本的に買い物も1週間に1回にして全部まとめ買いです。

結果として、買う量も多くなるため、買い出しに行く場合は車で出動します。
駐車場の車の出し入れに加え、スーパーの店内でフラフラしているとあっという間に1時間以上経ってしまいます。
以前は重いものを買う時にだけネットスーパーを利用していましたが、コロナ禍になってからほぼ100%ネットスーパー利用に切り替えました。

その結果気づいたことは、ネットスーパーの利用は大幅な時間と労力と無駄な買い物の削減になるということ!
買い出しに出るとついついお菓子売り場で甘いものを買いすぎたり、目的の商品を探し回ってあちこちへフラフラして無駄に疲れたり。
ついでだからランチして帰ろうか……なんてことになれば、あっという間に午前中が終わってしまいます。

外に出て、お店で色んなものを見て少しリフレッシュしたい時もあると思います。
でも、なるべく簡単に済ませたい、楽したい、という場合はネットスーパーの利用価値は非常に高いと思います。
ご自身の時間と労力を200〜300円程度の利用料や配送料で肩代わりしてくれてくれるのですから費用対効果も抜群です!

発注する手間はありますが、ネット上のメニューから直接必要な材料購入までワンクリックで対応できたり、牛乳や食パン、卵など毎週買うものは予めお気に入り登録すれば、すぐに呼び出せるなど、ネット独自の時短術も活用すると、ますます便利になっていきます。
店舗でどこにあるか分からない商品を探し回っているよりずっと効率的です。

もしもお近くのスーパーが配送やネットスーパーのサービスを展開していたら、ぜひ利用してみてください!

ちょっとした工夫で自分の気持ちも、家事も楽になる!

いかがでしたか。
残業になる日や忙しい日、あらかじめ少しだけでも準備ができているものがあれば、日々の食事の支度も、ご自身の気持ちもぐっと楽になると思います。

家事は毎日発生するエンドレスなタスク。
だからこそ、なるべく時間や手間を最小限にして、楽して続けられる方法があればベストですよね。

もちろん本当に疲れている時や余裕がないときは、デリバリーやレトルト食品など、ご自身を助けてくれる方法を活用するのも良いと思いますので、ご自分の生活スタイルにあった方法を探してみてください。

忙しい秘書のみなさんだからこそ、ちょっとした手間を削減し、買い出しや料理も効率的にできるといいなと思います。

秘書のみなさん、本日もお仕事お疲れさまです!

Nell(ねる)

日系・外資系企業で営業、営業アシスタントを経験し、秘書に転身。
秘書歴7年目の現在は社長秘書として日々奮闘中。
大雑把な性格のため、細かい作業はいつまでたっても苦手なままだが、営業仕込みの機動力の高さとビジネスへの嗅覚には自信あり。
秘書から仕事の幅を広げ、ライターとしての活動にも挑戦中。

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