秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。
上司が取引先に向けてプレゼンテーションを行う際、お相手に好意的な第一印象を与えるために手土産を持参されることも多いのではないでしょうか。
こうしたシーンにおいては、プレゼンテーションのテーマやコンセプトに合わせて手土産を選ぶというのも1つの方法です!
話の内容と調和した1品を選ぶことで、より統一感のあるメッセージをお相手に伝えやすくなるのではないかと思います。
そこで今回は、私が過去に手配したことのある「プレゼンテーションとの相互補完を考慮した手土産」をみなさんにもご紹介します!
いずれもオンラインでお取り寄せ可能な商品ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
クリエイティブなプレゼンテーションの場合
私の上司は代表取締役ですが、私は社内での立場上、上司以外にもさまざまな部署から「手土産選び」を依頼されることがあります。
以前、クリエイティブデザイン部から依頼されたのは「イベントのビジュアルに関するプレゼンテーション」に持参する手土産の選定。
私はデザインに関連したクリエイティブなプレゼンテーションであることを踏まえ、パッケージにこだわりが詰まった以下の商品をご提案することにしました!
果実をたのしむミルフィユ詰合せ24個入<フランセ>
繊細で温かなアートワークが印象的な1品です。
リブランディング時に再構築されたこちらのパッケージは「とっておきたくなる包装紙」というテーマでデザインされたもの。
何100枚という図案を描き直し、手間と時間を惜しまずに作り上げられた作品だそうです。
私はこれらのエピソードを添えて「参加者が温かい気持ちになるようなビジュアルが生まれるように、という思いを込めて選んだ商品です」とクリエイティブデザイン部に伝えました。
それを聞いた担当者が「素敵な提案をありがとうございます!」と大変よろこんでくださったことを覚えています!
後日、社内で偶然すれ違った際にも「おかげさまで先日のプレゼンテーションは上手くいきました!」と声をかけてくださり、手土産選びを通して微力ながらも成功の一助となれたことを実感することができました!
環境に関するプレゼンテーションの場合
社内のプロジェクトチームから、取引先とのコラボ企画に関するプレゼンテーション用にと、私に手土産選びの依頼がありました。
どのような企画を検討しているのか伺ってみたところ、当時社会的に関心が高まりつつあった「SDGs」が大きなテーマになっているとのこと。
そこで私は、サステナブルでエコフレンドリーな以下の商品をご提案することにしました!
焼き菓子詰め合わせ(大)<うんてん洋菓子店>
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『うんてん洋菓子店』さんは、市場に出せない規格外のフルーツを使用したり、輸送時の環境負荷を軽減するために身近な素材を取り寄せたりと、持続可能なお菓子作りに取り組まれている沖縄の洋菓子店。
私が選んだ上記の商品も、普通なら捨てられてしまうサトウキビの搾りかすを使用した、身体にも環境にも優しいクッキーです!
もし私が企画のテーマを確認せず、合成添加物ばかりのお菓子やリサイクル不可素材で過剰包装された商品を手土産に選んでいたら、プレゼンテーションの説得力が半減していたかもしれません。
手土産の選定に際しては、どのような場面で贈られるものか、目的は何か、という背景までしっかりと理解することが大切だと改めて実感した経験でした!
健康・ウェルネス関連のプレゼンテーションの場合
弊社の顧客向けに、外部講師を招いて健康と栄養に関するセミナーを開催することに。
主催の総務部から、外部講師との打ち合わせ用の手土産手配を頼まれた私は、以下の商品をご用意しました!
野菜のフィナンシェ12個セット<麻布野菜菓子>
『麻布野菜菓子』さんは「野菜で作ったちょっとだけ贅沢なお菓子」をブランドコンセプトにしたお店です!
私が選んだのは、トマトやほうれん草など6種類の野菜を使ったフィナンシェの詰め合わせ。
お招きした外部講師の方が洗練された女性だったこともあり、総務部の担当者からは「セミナーのテーマにも、おしゃれな先生のイメージにもぴったり!」と好評でした!
コンセプトがユニークなお菓子なので、感度の高い業界の方への手土産にもオススメですよ!
チームビルディング関連のプレゼンテーションの場合
人材開発部が社内向けに行っていた研修コンテンツを、新たに外部向けに販売しようとするプロジェクトが始まりました。
その企画に関連したプレゼンテーション用に私が手配したのが、以下の商品です!
リーフパイコレクション33枚入<鹿鳴館>
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日光や水を取り入れて育つリーフ(葉)に、成長や発展といった研修効果のイメージを重ねて選びました。
人材開発部の部長は、研修効果を最大化するための「メッセージ性」を日頃から重視されている方。
そのため、上記のご提案に対しても「こういう商品を求めていたよ!」とご満足いただくことができました!
テクノロジー関連のプレゼンテーションの場合
私がこれまでで一番頭を悩ませたのが、IT開発部から依頼された「新しいデジタルツール開発のためのプレゼンテーション」に持参する手土産探しです。
テクノロジーにちなんだお菓子がさっぱり思いつかず、「デジタル機器をモチーフにしたクッキー?」「Apple社をイメージしてアップルパイ?」などとしばらく迷走……。
パソコンとにらめっこしながらあらゆるお菓子メーカーをリサーチした末、たどり着いたのが『BAKE』の商品でした!
PRESS BUTTER SAND バターサンド 15個入<BAKE>
『BAKE』さんは「IT×SWEETS」を掲げるスタートアップ企業。
科学やテクノロジーの力を活用しながらブランド開発を続ける『BAKE』さんのイノベーティブな企業コンセプトが、「新製品の開発」というプレゼンテーションのテーマにマッチすると考えたのです。
上記の選定理由を添えてIT開発部にご提案したところ、「そこまで考えて提案してくれるなんて!」とよろこんで採用していただけました!
商品そのものに関連性をもたせるのが難しい場合は、メーカーの企業理念やバリュー(価値観)に目を向けてみるのも1つの方法だと学んだ経験です!
秘書が選ぶ手土産も、プレゼンテーション成功のための重要な要素!
今回は私が過去に手配した「プレゼンテーションにぴったりの手土産」を5つご紹介しました!
みなさんの所属する業界や、上司のご担当領域に応用できそうなアイディアはありましたでしょうか?
取引先へのプレゼンテーションは、ビジネスの拡大につながる重要な機会。
上司も、成約に向けて全力を尽くしたいとお考えだと思います。
そのような場面で、上司がより自信をもってプレゼンテーションに臨めるよう秘書としてサポートできたら素敵ですよね。
お相手に好意的な印象を与え、メッセージの伝達効果を高める手土産選びを通して、私たちもプレゼンテーションの成功に貢献してまいりましょう!
それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!
企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!
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