産休秘書さんのカバー求人。期間限定でも行く?行かない?

こんにちは!
みなさんは常に秘書としてキャリアアップしていくことを目指していらっしゃることと思います。
キャリアアップを目指すならば、次の転職先では長く勤めてしっかりと業績を残したいですよね。

ここでひとつお伺いしたいのですが、もしあなたの憧れの、誰もが羨むような会社の社長秘書の仕事につくチャンスがあったらどうしますか?
しかしそれが産休で休んでいる方が戻るまでのたったの1年間だったら…。
それでも、今の会社を辞めて行きますか?それなら、行きませんか?

私は行ったんです!
今回の記事では、その時どう考えて何をしたかをご紹介してみたいと思います。いざと言う時のための参考になればうれしいです。

憧れの企業からの待ちに待った募集!

もちろん迷いました。
当時在籍していた会社もとても良い企業だったので、今のポジションをたったの1年間のために捨てることができるのか。
今のポジションを辞める決心が先か、新たなキャリアに進む決心が先かで本当に悩みました。

でも、憧れの会社からのオファーなんて二度とない!行かないで後悔するよりも行って自分の力を試したい!と考えました。
前に進むこと、自分に挑戦することを選んだのです。

立つ鳥跡を濁さず

前に進むことばかりがキャリアアップではありません。
お世話になった会社の辞め方が雑だと、その評判は秘書界隈にすぐに広まり、結果として自分の評価を下げることになりかねません。
正直に退職したい旨を告げ、しっかりと引継ぎをして、飛び立つようにしましょう。引継ぎに関してはこちらでご紹介していますので、よかったら読んでみてください。

新しい場所で、たったの1年間でできることとは?

新しい会社に移ってからは、毎日が最後の日という気持ちで取り組みました。だって、来年の今日はもうやってきません。
私はやるべきことを以下の3つに絞りました。

  • ビジネスを把握する
  • 私に貢献できる事を探す
  • 私がいたという、爪痕を残す

入社した会社は超有名外資系のオートバイメーカーでした。
私はユーザーの気持ちを知ることでビジネスが理解できるのではないかと考え、まず大型の二輪免許を取得しました。
一日も早く取得したかったので、教習所には毎日通いました。そして3週間で取得。その後、ほぼすべての自社モデルを試乗した後、自分に合った1台を購入したんです。
その日から毎日そのオートバイで通勤しました。一人のユーザーとして、自社製品の魅力を肌で感じることで、ビジネスを把握することに大いに役立ったと思います。

こうして、やるべきこととして決めた1つ目、「ビジネスを把握する」という項目をクリアしました。

期限付きの秘書である私が貢献できることとは?

ある日、その会社の社員の半数が自社製品に乗ったことがなく、輸入から販売までの流れを実際に見たことがないということを知りました。

そこで、全員で自社製品を体験する機会を作りたいと考えました。その会社では四半期に一度、全社員でのオフサイトミーティングが開催されていたため、企画・実行するためのオーナガイザーとして立候補しました。
免許を持っていない人は二人乗りをしていただき、オートバイで倉庫へ移動、輸入から販売店へ送られるまでの流れを見学して頂きました。
終了後には全員でBBQをして楽しみました。

この日の出来事は、とても素晴らしい「チームビルディング」*となり、社員全員が社外のどんな問い合わせにも答えることができるようになりました

(*チームビルディングとはメンバーが主体的に個性や能力を発揮しながら一丸となってゴールを目指すチームになるための取り組みのことです)

私が秘書としてこの会社に在籍した証を残そう!

その会社では年に一度、ユーザー様やファンの方が集まる1万人規模の大きなイベントを開催しており、社長からそのイベントをリードするように任命を受けました。
ただ、イベントが2か月後に迫っていた時期のことで、イベントの規模から考えても2か月間の準備では到底無理な話でした。

でも私にとって、このようなピンチは大きなチャンスです!
イベントに関わる協力会社の人達とのコミュニケーションはもちろん、スタッフの一員として率先して動き、問題点があれば全力で解決するように努力をしました。
するといつの間にか、関わる方々が一丸となり、イベント成功に向けて従事してくださるようになっていました。

もちろんイベントは大成功。協力会社の方々からも「sollaさんってスゲー」と言って頂いたり。大変だった分、大きな喜びが返ってきました。

通常の秘書としての業務も楽しみました!


社長が「お財布忘れた」と言えばバイクにまたがり社長の自宅に取りに行ったり、社長とのクライアント訪問は、通常の新幹線や車の手配ではなく、経路を調べて一緒にバイクで向かったり…
これぞオートバイ会社の社長秘書!というような業務は、私にとってとても刺激になり、秘書としての幅が広がったことを感じました。

そして、1年が過ぎた頃、契約延長のお話を頂くことができましたが、同時に別の企業からもオファーを頂き、迷った末に転職をすることに決めました。

1年間頑張ったことは、すべて面接の際に役立ちました。面接では自信をもって説明ができましたし、面接先の会社の方にも強い印象を与えることが出来たと思います。

忘れてはいけない、産休中の秘書さんの気持ち

1年間全力で働きながら、心の隅で感じていたのは、産休を取得されている秘書の方の気持ちでした。
実際、産休を取っていた方は、私が勤めている間、毎日の様に他部署を通じて私が何をしているかチェックしていたようです。

もちろん、私とって気持ちの良いものではありませんでしたが、1年間会社を休むということにより、もしかして私に秘書のポジションを乗っ取られてしまうのでは?と不安な気持ちがあるのは理解できました。
したがって、その方が戻ってきたときにやりやすいように仕事を進めておくこと、その中で出来ることを全力でやり続けることが私にとって重要なことでした。

期限が区切られた職務に飛び込むのは、とても勇気がいることです。これまで積み重ねてきたキャリアと、今後どうなりたいかを何となくでも考えておくことは、何かの決断の際には大切だと思います。
常にイキイキと働くために、日頃の積み重ねを大切にしつつ、良く考えて正しい決断ができるように備えましょう!

秘書のみなさん、今日もお疲れ様です!!

 

solla

外資系・日系、大手企業から個人事業まで、幅広く社長秘書の経験あり。どんな困難でも楽しむ事が得意です。
趣味はローラースケート・ゴルフ・ツーリング。

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私は某大手IT企業で5年ほど役員秘書として従事し、現在は秘書経験を活かしたお花屋さんを営んでおります。
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