秘書のみなさん、こんにちは! まりこです。
以前、私が書いた記事『秘書の仕事はAIに乗っ取られる!? 秘書の私が出した結論はーー』の中で『人工知能関連の資格 G検定』について触れました。
実は今、思いもよらない形で活用しているんです!
今回は、G検定取得後の私の意外な変化についてお話させていただきます。
目次
AIにできること・できないことを知りたい方にオススメな『G検定』
秘書として仕事をしていた際、漠然と「秘書の仕事は将来AIにとってかわられるのではないか」と思っていました。
そして、AI関連の書籍を読んだり調べているうちに行き着いたのが『G検定』という資格(試験)でした。
G検定は、AIの歴史や活用事例などの基本を学習し、知識や理解を証明する資格です。
日本トップクラスの人工知能研究者である、松尾豊さんが理事長を務める一般社団法人が主催されています。
そして、検定試験に合格すると資格を得ることができます。
2021年3月時点で、受験者数は53,437人となり、累計5万人を超えたようです。
(出典:https://www.jdla.org/news/20210402001/)
G検定についての詳細は前回の記事でもご紹介しているので、よろしければ読んでみてくださいね。
G検定が、まさかの副業に……!
秘書として勤務しながら取得したG検定。
資格を取得した時点は仕事につながるなんて想像もしていませんでした。
ところが!
現在の私はG検定取得者限定という募集に応募し、AI関連のある資格の試験問題を作成しているんです。
なんとなく取得した資格でしたが、副業としてお仕事になってしまったんです!
さらに、AI基礎講座の原稿記事作成と編集のお仕事もご依頼いただくようになりました。
お金をいただきながら知識をアウトプットできる機会が得られ、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、本業になりました!
現在の私の状況をお話しますと、パートナーの転勤に伴い、今年のはじめに秘書の仕事を退職。
引っ越し先の土地でまた秘書として勤務するか、あるいは別の仕事をしようかと悩む日々が続きました。
そんな矢先、AI関連の副業をしていた企業からこんな依頼をいただいたんです。
「ある大学で人工知能講座の講師を募集しているのですが、興味はありませんか?」と。
ちょうどG検定も取得していたので、「はい、興味あります!」と即答。
講師としての活動が始まりました。
スタートしてから、講座で出会った他の講師の方々からもお仕事をご紹介いただくことに。
流れに身を任せているうちに、すっかり本職の講師として仕事をさせていただく環境になっていました。
現在、講師として働き始めてから半年が経ちました。
秘書の経験を活かしてコミュニケーションについて講義をさせていただいたり、情報基礎講座のアシスタントを担ったりもしています。
日々学ぶことだらけですが、それがすごく楽しく、自分でも驚いています。
「さすが秘書さん!」と言われて気づいた「調整力」
私が教えている学校は、オンライン講座が多いんです。
そのため、ZoomやClassroomなどのツールを使用し、生徒や他の講師と円滑にコミュニケーションをとる必要があります。
たくさんの人達と関わるので、秘書時代に培った「調整力」がとっても活かせます!
具体的には、
- 口頭ですり合わせをした内容をまとめてスプレッドシートを作成
- プレゼンが円滑に進むよう手順を整え関係者に共有 などなど……
そういった、こまごまとした業務を行っていたところ「さすが元秘書さんですね!」と多くの方に褒められたんです。
これは本当に驚きでした。
自分では当たり前にこなしてしまったこまごまとした調整業務。
これを難なくできてしまったのは、自分に秘書の経験があったからだと気づかされました。
秘書時代は当たり前の業務でしたが、それを「よく気づくね」「すごいね」と褒められると、なんだか役得な気がしますよね(笑)。
秘書をしていて良かったなと思う瞬間です。
人生、どう転ぶかわからない
私の場合はパートナーの仕事に転勤が多く、それに伴い私も仕事を変える必要がありました。
それによって、雇用形態や働き方について考えることが多かったんです。
そんなわけで副業にも積極的に挑戦してきた背景があります。
今回は、副業を本業にしていこう!と決心したわけではありませんでした。
「自然と流れに身を任せているうちに講師業がメインになっていた」という、なんとも不思議な感覚です。
興味本位でなんとなく受けたG検定。
そこから思ってもいないくらいフィールドが広がり、視野がぱっと開けました。
資格取得がきっかけで人生が変わることもあるんですね!
秘書のみなさんへ!
来年も、私は人工知能講座の講師を行います!
その他にもこれまで取得した資格を生かし、秘書検定の講師や、各種検定試験の試験官にもチャレンジする予定です。
ご縁を大切に、経験したことのない分野でも前向きにチャレンジすることで、幅広く講師として経験を積んでいこうと思っています。
人生100年時代。私は80歳になっても楽しく仕事を続けたいと思っています。
そのためにも、今は猪突猛進するイノシシのように日々走り回っていきたいと思います。
正社員で秘書として働いていた私が、ちょっとした知識欲から受けた検定をきっかけに大学講師として勤務するまでになったストーリー、いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまでした♪
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院長秘書など経験。
現在は講師の仕事を中心にエディター/ライターなどマルチポテンシャライトとして複数の仕事をしています。
取得資格は秘書検定1級をはじめ20以上。日々、何かしら勉強しています!
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