秘書なら知っておきたい!丸ごとお歳暮大辞典!

秘書のみなさん、こんにちは!
年末が近づいてくると、年賀状やクリスマスカードの準備と同時にお歳暮の対応も大事な仕事の一つ。

今年は何をお贈りしようか…。そもそもお歳暮っていつまでに、どんなものを贈るのがマナーなのかしら?と思ってしまう秘書さんのために、今回はお歳暮について大調査してみました!

そもそもお歳暮って何?

まずは「お歳暮」の起源をさかのぼってみました。
さかのぼること室町時代。ご先祖様への感謝を表すお供え物を、周囲に住む人々に配っていたことが始まりのようです。

その後、日持ちのする塩鮭や干物などを、年末の挨拶がてらに親族へ手渡すようになり、江戸時代には一般的な風習として全国に広まっていったそうです。
明治時代になると、親族だけでなく、日頃からお世話になっている方への感謝の気持ちとして、「お歳暮」を贈る風習が定着したと言われています。

それが時を経て形を変え、日ごろからお世話になっている方々への感謝を示す贈り物として、「お歳暮」となって現代まで続いているそうですよ。
数百年の時を経てなお、感謝の精神が受け継がれているのはとても感慨深いですよね。

秘書必読お歳暮マナー~贈る時期は?~

一般的には、12月上旬から25日頃までが、お歳暮を贈る時期とされています。
また、習わしや時期は地域によって異なるため、必ず事前に確認することをオススメします。

外資系の企業などは、24日より前の週末からクリスマス休暇に入ってしまうこともありますよね。
実際私も外資系企業に勤務していた頃、12月の休暇中に配送業者から電話があり、「生もの」が届いているがオフィスに人が不在でお届けができないと相談されたことがありました。
結局、仕方なくセンターへ取りに行った苦い記憶があります。

せっかく感謝の気持ちをお伝えしようとしても、贈り先のご迷惑になってしまっては本末転倒
余裕をもって12月15日頃までにお届けできるように手配すると良いですね。

でも、大丈夫!万が一お歳暮の時期が過ぎてしまった場合は、「お年賀」として1月7日までに届くように手配しましょう。
もしくは「寒中御見舞」や「寒中御伺」として、2月4日の立春頃までに送るという方法もあるようです。

秘書必読のお歳暮マナー~包装はどうする?~

お歳暮の包装については、以下のポイントを押さえておけば良いと思います。

・かけ紙は、紅白の蝶結びに「のし」が付いた「のし紙」を使う
・肉類、魚介類、生ものを贈る時は、「のし」の付いていない「かけ紙」を使う
・表書きは水引中央結び目の上に「御歳暮」と書く
・名前書きは水引中央結び目の下に、表書きよりやや小さめにしてフルネームで!
・配送や控えめの場合は「内のし」、手渡しや気持ちを強く表したい場合は「外のし」が基本ルール!

正式な作法は、和紙の「かけ紙」に「のし」を添えて水引を結び、筆で表書きを書くそうです。
しかし、現在では一般的に、のしや水引がすでに印刷されている「のし紙」を使うことがほとんどですね。

秘書必読のお歳暮マナー~挨拶状は付けるべき?~

お歳暮とは、お世話になっている方々へ御礼の気持ちを伝え、これからの末永いお付き合いをお願いするために贈るもの。
特にお世話になった方へは、直接持参して感謝の気持ちを伝えたいものですよね。
みなさんの上司も「そろそろ年末だから恒例のあの方へご挨拶に行かなくちゃな」などとお考えかもしれないですね。

しかしながら、年末は先方もお忙しく時間を調整するのが難しいのが現実。
そこで、百貨店やインターネットなどで品物を選び、配送にてお届けするというケースも多いと思います。

配送を利用する際は、商品とは別に挨拶状を送るのが丁寧だと思います。(「添え状」と呼ぶこともあります。)
特に生鮮品を贈る場合には、品物より先に届くように早めに準備をして投函し、到着する日時を前もってお知らせしておくと傷む心配もなく安心ですね。

文面ですが、ビジネス上のお付き合いの方の場合には、いつもの御礼状と同様に「初冬の候、〇〇様におかれましては益々ご清祥のことお喜び申し上げます。」という具合に、季語から始めればよいかと思いますよ。

お店や百貨店などで購入する際は、あらかじめ挨拶状を用意していき、配送の際に同梱してもらえるように依頼してみてください。
同梱できないお店もあるかと思いますが、基本的に無封の場合は同梱してもらえると思いますのであらかじめ確認を!
同梱できなかった場合は、封筒に入れて別途投函しましょう。

ご挨拶状は手書きがベストですが、近年では印刷したものを送ることも多くなりましたね。
印刷した挨拶状を送る際は、会社のレターヘッドや和紙のレターセットに印字し、
送り主の名前やサインだけは、上司に手書きで書いてもらうようにすると、贈り先にも心が伝わると思います。

いざ!お歳暮選びのコツはこれ!

上司に「そろそろお歳暮の準備しておいて」と指示があったら…?
基本的には、手土産を手配する時と同じように準備を進めれば良いと思います。

まずは贈る相手のお好みやご家族構成、オフィス規模などを上司にリサーチしてみましょう。
その方が取材された記事などにもヒントがあるかもしれないので、ネットでお名前を検索してみるのもオススメです!

手渡しするのか配送するのかも上司に要確認ですね。
配送で送る場合、ご勤務先に送るかご自宅宛てにするかによっても選ぶ品物が変わってくるかと思います。
そのあたりまで一気に上司に確認しつつ、どのような品物にするか、大まかなジャンルまで決めてしまえると楽だと思います。
「それだったらお酒でしょうか」「フルーツはいかがでしょうか」「ご家族で召し上がれるお菓子がよろしいかもしれないですね」など自分でもいくつかのジャンルを提案できるといいですね。

上司の好みもお歳暮選びの大事なポイント!

また、お歳暮の品を選ぶ際には、自分の上司の好みを押さえておく必要があると思います。
老舗や定番のものを好む上司もいれば、場所や期間限定のものや新しいものを好む上司もいますよね。

例えば、今回は和菓子にしようかと決まった場合、老舗和菓子店の羊羹なのか、先日ニュースで取り上げられた若手職人の和菓子なのか、上司の出身地など由来する商品にしたいのか…など選択肢はさまざまですね。
いくつか商品やお店をリストアップして、その中から選んでもらえるようにするのがベストかと思います。

秘書として自分が試した商品を贈るのが理想!

また、初めて購入する商品は、クチコミだけが頼りとなってしまいちょっと不安ですよね。
時間や金銭的に余裕があれば、実際に自分で購入して感じたことを上司に伝えられると理想的かと思います。

私は帰省する際に、実家へ少しかしこまった手土産を持って行くことが多いです。
理由は、もちろん感謝の気持ちもありますが、上司のお歳暮や手土産のレパートリー候補として、お試し用です。
購入時のお店の対応、渡した時の反応、包装や見栄え、味についての感想を得ることもできます。
こんなことを繰り返していたら、私の母は洋菓子が好きですが、父は珍味や干物、お酒を好むという傾向も分かってきました。
こんな風に、上司とお付き合いのある方々のお好みも把握できるようになると秘書として心強い存在になれますよね!

また、お菓子類などで、気になる商品があったら少しもらって来て上司に試食してもらうこともありました。
そんな風に少しずつ贈り物のレパートリーを増やしておくと、いざ!という時に焦らずに提案ができますよね。

尚、上司が直接お渡しする際には、先方にお伝えできる「小ネタ」を添えておくと喜ばれますよ。
「珍しいから」「美味しいから」「自分の出身地の商品だから」など、どうしてその商品にしたのかをお伝えすることで、相手のことを思う気持ちを感じていただけるのではないでしょうか。

お歳暮選びは年末だけでなく、日ごろからアンテナを!

いかがでしたでしょうか。
12月になってから焦るのではなく、日ごろから贈答品へのアンテナを張っておくことはとても大切です。

お店の歴史や、品物誕生の由来などを調査して、エクセルでデータベース化しておくことをオススメします。
また、贈った品物の内容や価格、挨拶状の写しなど、細かい情報は必ず残しておきましょう!
他社の秘書さんに会った時に、どんな商品を送っているか情報交換するのも有益だと思いますよ。

秘書のみなさん、今日もお疲れ様です!

PON

米国の大学を卒業後、現地IT企業でインターンを経験し日本に帰国。
外資系メーカーにて翻訳・営業・貿易事務・支社長秘書を経験し、さらに日系の中小企業、大手メーカーでも役員や社長の秘書に従事。
秘書歴はトータル15年ほど。現在産休中。趣味は主人との登山旅行。

記事一覧

こちらの記事もオススメ!

  1. さあ!秘書の腕の見せどころ!会食のダンドリA to Z[前編]

  2. 秘書を悩ます会食手配。ミスなく調整するポイントをご紹介!

  3. 超初心者向け!今さら聞けない、秘書必読のPC便利機能!

  4. 今日からスタート!名刺管理・年賀状・クリスマスカード対策!

  5. 秘書がこっそり公開!私のオススメ手土産リスト

  6. 秘書必見!元秘書が教える失敗しない「お祝いのお花」選び方と贈り方

  7. 今さら聞けない!上司の郵便物、秘書としてどうしてる!?

  8. 秘書の腕が試される!?スケジュール管理に関する私の経験談!

  9. 完全保存版!私のお手土産のネタ帳公開します!

メールマガジン
ダウンロードコンテンツ

Hisholio(ヒショリオ)とは

はじめまして。「Hisholio」編集長の笹木ナオミです。
「Hisholio」は秘書のみなさんが「今知りたい!」という情報をお届けするWebメディアです。
秘書業務で必要な知識、今後のキャリアアップ、秘書としてのライフスタイルや悩みまで。秘書の経験を持つライターさんたちが実際 の経験を記事としてお届けしています。
秘書のみなさんが明るく、楽しく、前向きに仕事に取り組んでいけるようにお手伝いしていきます!
PAGE TOP