秘書のみなさん、こんにちは!
突然ですが、みなさんは転職を考えるタイミングってどんな時ですか?
転職事情は日系・外資系によっても変わってくると思いますが、理由もなく漠然と「転職したいな~」と頭に浮かぶこともあるのではないでしょうか?
私は転職したいと考えることは決して悪いことではないと思っています。
今回は、私が何度か経験した転職体験から、転職を考える時に気を付けていることを含め、経験談をいくつかご紹介したいと思います!
目次
秘書だって、隣の芝生は青く見える!?
もし自分の身近に「転職」でキャリアアップに成功した友人がいたら…。
その上、お給料も大幅にアップさせてイキイキと仕事を楽しんでいる姿を見たら、「私も転職したい!いや。転職しよう!」と「転職」のことで頭がいっぱいになったりしませんか?
そうなったら、時間を見つけてスマホで職探しをしたり、早速転職サイトに登録してみたり。
でもちょっと待ってください。隣の芝生は青く見えるものなんです。
それぞれに合った転職のタイミングというものがあるはずです。なので「うらやましい!」という気持ちだけで突っ走ることなく、まずは一旦立ち止まって、じっくり考えることをオススメします。
キャリアが一本の糸だとしたら「転職」を考え始めるときは、糸がこんがらがってしまっているような感じ。
丁寧にほどいて真っすぐな糸の状態に戻してあげるイメージで考えると、自分自身でも納得できる結果になるはずです。
まず、転職を考え始める時には2通りの要因があると思うんです。
ひとつは自分のキャリアを考え始めるタイミング。
もう一つは職場環境の問題。
それぞれ、糸をほどくように考えてみましょう!
秘書が転職したくなる時①「キャリアのために」
キャリアのための「転職」。
私の経験上「転職」と頭に浮かんだときは自分のキャリアを前進させる第一歩だと考えます。
そんな時は、まずは以下の3つについて自問自答するようにしています。
①今の会社で何を学んだか?
②今の会社でこの先学べることはあるのか、ないのか?
➂今の会社で目標とする人がいるか?
これを自分に問いかけます。
この3つの答えが自分の中にハッキリとした形であれば、おのずと「転職」という考えが正解なのか、まだ時期尚早なのかが分かってくるんです。
同時に、自分の学びたいこと、どんな人を目標としたいのかが明確になりますので、転職先を選ぶ際の指標ともなってきます。
そして何よりも大切にしていることは、その転職に「ワクワク」できるかどうか。
飛行機が離陸して大空に飛び立つようなイメージができる転職ならきっと成功するはずだと思っています。
今がキャリアに向けて飛び立つ時!と思ったら?
さて「転職」に向けての考えが整ったら、それに合ったキャリアをネットで検索したり、転職サイトに登録したりと、活動を始めても良い頃です。
転職先を決める際には「ワクワク」するかどうかは、やはり大切な指標のひとつだと思っています。
また不思議と、ワクワクした気持ちで転職の機会を待っている時は、リクルーターやヘッドハンターから連絡をもらうことが多くなる気がします。
私はリクルーターからお声がかかったら、積極的にお会いして面談をするようにしています。
なぜならばリクルーターとの面談は得られる情報がたくさんあるんです。
例えば、どこで自分の情報を得たか、なぜ会おうと思ってもらえたかなどを聞くことによって、自分の価値を再確認できます。
また、秘書という職種の市場価値も知ることができると思います。
もし機会があった場合には積極的に面談に臨むことをオススメします。
秘書が転職したくなる時②「職場環境が原因」
キャリアアップを目指す場合の転職について考えてみましたが、その一方で、職場環境に要因があって転職を考え始める場合も多いかと思います。
「単純作業ばかりで忙しく、スキルが身につかない気がする」とか、「人間関係が全くうまくいかずに仕事にも影響してしまう」などがその代表例でしょうか。
そんな時にも「転職」という考えに支配されることなく、まずは一度自分の仕事環境の棚卸をしてみるといいと思います。
①問題がある場合は、問題が解決すれば「転職」の必要がなくなるか?
②問題に対して相談に乗ってくれる人、解決に向けて尽力してくれる人がいるか?
何度か転職をしてきた私の経験から、職場環境や人間関係の問題は、どんな会社に行ったとしても何らかの形で起こるものです。
これらの問題については「どのように解決するか」は永遠のテーマですよね。
私は自分の人間力アップにもつながると前向きに考えて、腕まくりをして「かかってらっしゃい!」とばかりに解決に励みます。
転職のための面接でも「起こった問題に対してどのように対処したか?」を聞かれることがあります。
したがって、職場環境や人間関係の問題をきっかけとする「転職」は、解決のために努力して「やるだけのことはやった。やり切った!」と自分が納得できてからにするといいと思います。
ある意味、問題に立ち向かうことは、面接できちんと説明するための準備ととらえてもいいと思います。
たとえ問題が解決できなくても、そこに「敗北感」を感じての転職ではなく「達成感」からの転職ができるはずです。
その反面、自分の努力では決して解決できない職場環境もあると思います。
例えば「お給料の支払いが遅れて先々が不安」とか「会社都合による人材不足で、過剰な労働時間を強いられている」など。
そんな時は、もう迷わず転職を考えてもいいと思います。
秘書の転職は逃げ道ではなく、出発!
いずれにしても「逃げる転職」ではなく「飛び立つ転職」を目指していただきたいです。
前進し続けている自分を見守るような、客観的で第三者的な視点で自分自身を見てみてください。冷静な判断ができると思いますよ。
そして、今まで色々な学びをくださった会社には「いつでも戻って来てね!」と言ってもらえるよう、最後まで心を込めてお仕事をしましょう。
華麗に飛び立って「立つ鳥跡を濁さず」を目指してください!
秘書のみなさん、今日もお疲れ様です!
外資系・日系、大手企業から個人事業まで、幅広く社長秘書の経験あり。どんな困難でも楽しむ事が得意です。
趣味はローラースケート・ゴルフ・ツーリング。
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