秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。
秘書として働いていると、業務とプライベートの境界が曖昧になってしまうことも珍しくないかと思います。
例えば、以下のようなケースです。
- 上司の連絡や重要な業務があるときは、休日でもついパソコンを開いてしまう
- 上司の信頼を得るために、ついプライベートを犠牲にして仕事を優先してしまう
たしかに、上司の期待に応えるためには、ときに柔軟な対応が必要になることもあるかと思います。
しかし、無理なく働き続けるためには健全なワーク・ライフ・バランスが不可欠ですよね。
そこで今回は、私が心がけている「仕事とプライベートのバランスの保ち方」をお伝えしたいと思います!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
気持ちのオン・オフを切り替えづらい在宅勤務
最近は、リモートワークを取り入れる企業も増えましたよね。
在宅勤務をされている秘書さんは、どのようなスペースでお仕事をされていますか?
私は在宅勤務を始めたばかりの頃、リラックスしやすいリビングやソファテーブルでよく仕事をしていました。
この習慣、手軽に仕事を始められて最初は気に入っていたのですが、徐々に変化が……!
生活空間にパソコンを持ち込むことで、気持ちのオン・オフが切り替えづらくなっていったんです……!
また、生活用品と仕事道具が同じスペースに混在するので部屋が散らかりがちになり、それがストレスにつながってしまう側面もありました。
こうして解決!
こうした問題を解消するためには、自宅にも仕事専用のスペースを設けるのがオススメです。
たとえ小さなデスクスペースでも、物理的な区切りがあることで自然とオン・オフのモードが切り替えやすくなります!
私も思い切って、自宅の1室を仕事専用部屋にしました!
これにより、気持ちの面でも仕事とプライベートをしっかりと区別することができるようになりましたよ。
24時間・365日仕事モードの上司には?
私が以前一緒に働いていた上司は創業者で、365日休みなく働いて会社を大きくしてきた方でした。
会社が成長して安定した今でも、上司は日々仕事のことを考え続けていて「休日」という概念をあまり重視していません。
そのため、休日であっても何の躊躇もなく秘書に連絡をしてくることがしばしばあり、正直なところ私も少し困っていたんです。
こうして解決!
そこで私が講じた策は、上司の潜在意識にまで「休日の重要性」を刷り込むことでした(笑)
上司と話す際、以下のような言葉を意識的に使い続けたんです。
「“休日”を挟むので早めにお渡ししておきますね」
「明日は“休日”なので来週対応しますね」
「〇〇さんは本日“お休み”なので、明日連絡しておきますね」
すると、徐々に上司の態度にも変化が見られるようになりました。
ある時、上司自身から「明日は休日だから、来週でいいよ」という言葉が返ってきたんです!
その後は、秘書に対する休日の無理な連絡もほとんどなくなりました。
上司との意識のギャップを埋めるために
時代は変わり、今では多くの職場でワーク・ライフ・バランスが重視されるようになっています。
しかし、上司の世代には「休まず働くのが当たり前」とされた時代を経て今の地位にある方も少なくありません。
悪気があるのではなく、単に当時の感覚が抜けていないだけという方も多いと思うのです。
こうしたギャップに気付いてもらうためには、私たちが上手に状況を伝えて、積極的に理解を求めていくことが重要だと思います。
上司と密にコミュニケーションを取ることで、オン・オフのバランスを上手く保っていけたら良いですよね。
つい仕事の状況が気になって……!
上司からの休日連絡を減らすことに成功した私ですが、自分自身の意識にも問題が……!
私は立場上、常に会社のメールアカウントに私用のスマートフォンからアクセスできるようにしていたのですが、これが弊害を引き起こしていました。
休日やプライベートな時間にも、仕事の状況が気になってついついメールを開いてしまうのです。
その結果、他部署や社外からの急ぎではない連絡にも反応してしまうことが多くありました。
そのせいで、なかなかリラックスできず、いつでも仕事のことを考えてしまっていることに気付いたんです。
こうして解決!
この状況を改善するために、私はスマートフォンやメールアカウントの通知設定を見直すことに。
業務時間外にはメールやメッセージの通知を受け取らないように設定しました。
これが、仕事とプライベートのはっきりとした境界線を引くのに効果的でした。
通知が来ないことで、休日にメールを開くことが減り、自然とプライベートタイムが守られるようになったんです。
Gmailを含む多くのメールソフトウェアには不在通知の機能なども備わっています。
こうした便利機能も上手に利用しながら、仕事とプライベートのバランスを意識的に管理できると良いですよね。
仕事もプライベートも充実させるために
今回は、私が心がけている「仕事とプライベートのバランスの保ち方」をお伝えしました!
みなさんの課題解決につながるようなヒントはございましたでしょうか?
プライベートの時間を守り、ストレスを軽減することは、結果的に仕事のパフォーマンスを向上させることにもつながります!
仕事もプライベートも充実したものにするために、自分にとって最適なワーク・ライフ・バランスを維持してまいりましょう!
それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!
企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!
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