秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。
前回、大きな反響をいただいたEPカレッジ卒業生へのインタビュー企画。
今回はその第2弾として、EPカレッジ0期生・Y.Nさんにお話を伺いました!
「EPカレッジ」とは、日本で唯一、秘書さんのために設計されたキャリアアップスクール。
講座では、経営の基礎知識や交渉術、伝え方のレッスンなど、秘書業務に即活かせる実践的なスキルが学べます。
Y.Nさんも、そんなEPカレッジで学び、自分の強みや役割を再認識しながら、前向きにキャリアを切り拓いてきた秘書さんの1人です。
「秘書としてこのままでいいのか?」という迷いを抱えていたY.Nさんが、EPカレッジでの学びを通して、自分の軸を見つけ、キャリアのステージを一段上げていく——そんな体験談をお届けします!
まだ第1弾を読んでいない方は、ぜひそちらもあわせてご覧くださいね。
目次
EPカレッジ0期生 Y.Nさん(商社勤務/秘書歴6年)へインタビュー!
――EPカレッジに興味を持ったきっかけを教えてください!
Hisholio編集長の笹木ナオミさんのPodcastをよく聴いていて、その中でEPカレッジの立ち上げ告知があったんです。
「興味がある方には1on1でご説明します」と案内があり、「ナオミさんと直接お話ししてみたい」と思って、すぐ連絡しました。
もともとスクールを探していたわけではなく、ただ「ナオミさんに会ってみたい」という気持ちが強かったですね。それが最初のきっかけです。
——実際に話を聞いてみて、どんな印象でしたか?
自分の中にあった「秘書像」がガラガラと崩れていく感覚でした。
勝手に自分の中で秘書とはこうあるべき、というイメージを作ってしまっていたんですが、お話を聞いて「もっと自由に動いていい」「自分の可能性を広げていい」と思えて、すごくワクワクしたのを覚えています。
——当時、仕事で悩みがあったんですか?
直属の上司とは相性がよく、業務に大きな不満はなかったんです。
でも、その上司が異動するタイミングで「上司は昇進していくのに、私は次の上司に対してまた同じ仕事をくり返すだけなのか……」という焦りが生まれました。
仕事内容というより、キャリア全体への迷いが強かったと思います。
——EPカレッジに入学することはすぐ決められました?
説明を聞いてすぐ「入りたい!」と思いました。ただ、お金を払って学ぶということに対して少し悩みましたね。
今では笑い話なのですが、結局、当時楽しみにしていた買い物の予定をキャンセルして、その分を学費にあてる決断をしたんです(笑)
今では自分への投資としたこと、とても良い選択だったと心から思います。
自分の中の「仕事観」が大きく変わった!
——実際に受講してみて、どうでしたか?
期待以上でした!私は経理の経験もあり、経営や会計の基礎は知っていたつもりだったんです。
でも実際の講義では、知識だけでなく「マインドがないと知識は活きない」という本質的な気づきをもらえて。
「私なんて……」と思っていたらどんな知識も活かせない。「秘書には補佐としてではない、大きな役割がある」と教えていただきました。
それらを知ったうえで学ぶと、吸収スピードも速くて、自分自身でも驚いたくらいです。
——受講中に実際の業務で変わったことはありましたか?
「私は何でもやります」という姿勢をやめたことが、とくに大きな変化だったかもしれません。
以前は頼まれると断れず、全部引き受けてしまっていたのですが、「責任の分離」という考え方を学んで、自分が全うすべき仕事が何かを意識できるようになったんです。
そこで、EPカレッジでの学びをもとに会社の職責表を見直してみました。
そして「自分が注力すべきこと」にフォーカスしたうえで、「これは若手のスタッフにも任せられるのでは」と思う業務を積極的に提案していったんです。
自分もラクになるし、若手スタッフにも経験を積んでもらえるし、結果的にチーム全体にもプラスだったと思っています。
落ち込んだときに、支えてくれたのもEPカレッジだった
——秘書の仕事から外れた時期があったそうですね?
はい。上司の異動に伴って組織替えがあり、秘書を離れることになってしまったんです。私はずっと「秘書を続けたい」と思っていたので、正直かなりショックでした。
会社には秘書を続けたいと希望を伝えたんですが、「今はポストがない」と言われてしまって……。
EPカレッジで同期のみんなが秘書として活躍している中、自分だけ「秘書じゃない」ことに劣等感を覚えて、落ち込む日々でした。
——どうやって気持ちを立て直したんですか?
EPカレッジの講師の方々がメンタル面で丁寧にサポートしてくださったんです。
「今やっていることは決して無駄じゃない」と励まされて、少しずつ前を向けるようになりました。
そして、あきらめずに「秘書として働きたいこと」「秘書としてのスキルアップのために学んでいること」を会社に伝え続けた結果、常務秘書としてのポジションをいただくことができました。
あのとき心が折れてしまっていたら、今の私はいなかったと思うので、EPカレッジの講師の方々や励ましてくれた同期のメンバーには本当に感謝しています。
経営を学ぶことで、業務の意味が見えるように
——EPカレッジといえば、秘書さんが経営について学べるというのが特徴の1つですよね。
私が経営を学んだことで得られた大きな気づきのひとつは、組織改編への見方です。
私の会社は組織改編が多く、それに伴って部署名の変更があるため、名刺の刷り直しも頻繁に生じて「また組織改編か……」と、以前はそれに伴う業務を面倒に感じていました。
でも、経営を学んで「組織改編がなぜ起きるのか」を知ることができたんです。
そこには組織としての深い意図があるということを理解した結果、そうした変化にも納得感をもって向き合えるようになったんです。
「なぜこの業務が必要なのか」を理解できると、以前と同じ業務もモチベーションがまったく違ってきました。
——日々の業務にも変化が?
たとえば、上司が作成した資料に対して「以前の発言と辻褄が合わないな」と違和感に気づけるようになりました。
単に言われた通りに清書するのではなく「背景を理解したうえで確認する」という意識をもてるようになったことは、大きな成長だと感じています。上司にも感謝されることが増えましたね。
キャリアに対する迷いの解消
——EPカレッジ入学前に抱えていたキャリアの不安は、どのように変化していきましたか?
私は経理を専門にする会社にいるので、まわりには税理士や会計士を目指す人が多く、自分も「試験を受けなきゃ」と思い込んでいました。
でも実際には、なかなか気持ちが乗らなくて……。
そんなときにEPカレッジで「秘書という立場でも、会社にしっかり貢献できる」と学びました。
「自分が向いてないことに無理に時間や労力を投資しなくていい」と気づけたことで、自然と肩の力が抜けたんです。
「得意を伸ばす」という方向に気持ちを切り替えられたのは、大きな転機でした。
今も秘書と経理を兼務しているんですが、上司や会社にも「私は秘書に軸足を置いてキャリアを築いていきます!」と宣言したんです。
——その宣言に対する周囲の反応はどうでしたか?
「すごくいいね」と言ってくれる方がいて、その声が周囲にも広がっていきました。
「彼女は勉強もしているし、きちんとした考え方をもっているから、すごくいい秘書だよね」と評価していただけて、とてもうれしかったです。
宣言するという自己開示をしていなかったら、こうした評価はいただけなかったはずなので、前向きな意思表示は本当に大事だなと実感しました。
迷っているなら、飛び込んでみてほしい
——EPカレッジを、どんな秘書さんにオススメしたいですか?
たとえば、昔の私のように「秘書としてこのままでいいのかな」と漠然とした不安を感じている人。
あるいは「年齢を重ねて、これから何で評価されるべきか悩んでいる人」には、ぜひオススメしたいです。
「秘書」って、表面的な魅力ではなく、もっと本質的な価値で貢献できる仕事なんだと気づける場なので。
——最後に、挑戦を迷っている秘書さんに向けてメッセージをお願いします。
「迷っているなら、まずは飛び込んでみて!」と伝えたいです。やらずに後悔するより、やってみて気づくことのほうが、ずっと価値があると思います。
気になっている今が、行動のチャンス!もし惹かれる気持ちがあるなら、ぜひ1歩踏み出してほしいなと思います。
編集後記
今回のインタビューで特に心に残ったのは、「私は秘書としてキャリアを築いていく」というY.Nさんの力強い言葉でした。
学びを行動につなげ、自分らしい道を切り拓いていくその姿は、同じようにキャリアに悩む秘書さんにとって大きなヒントになるのではないでしょうか。
EPカレッジで得られるのは、知識だけではなく「前向きな自己開示」や「役割への誇り」といった、秘書としての軸になるマインドセット。
Y.Nさんのように、自分の思いを言葉にし、行動に移した先には、きっと自分らしく働ける未来が待っているはずです。
この記事が、キャリアに悩む秘書さんの背中を押すきっかけになればうれしいです!
EPカレッジには、無料で参加できる体験会もありますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!
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