こうして私はオンライン秘書になりました!

みなさん、こんにちは。オンライン秘書として勤務しているamamです!
オンライン秘書として働いていると言うと、大抵「どういう仕事なのか?」と尋ねられます。(詳しくはこちらの記事もどうぞ)
リモートワークという働き方に馴染みがない方も多いので当然なのですが、どんな仕事かを説明すると、次に訊かれるのは「どうしてその仕事をしようと思ったのか」という「理由」です。

そこで今回は、普通の会社員だった私がなぜオンライン秘書になったのか。そのきっかけや過程をご紹介します!
今、リモートワークやオンライン秘書に転職を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

広報と社長秘書を兼任、仕事は楽しかったが…。

大学を卒業して、私はあるイベント会社に就職しました。子供の頃から憧れていた会社で、内定の知らせが来た時は「一生骨を埋めます!」と思ったのを覚えています。
ところが、現実はそう甘くはありません。
全国的に割と知名度のある会社でしたが、外からのイメージとは異なり、実際には仕事量の割に社員数が少なく、簡単に言えばなかなかのブラック企業だったのです。
けれど、当時は体力も気力もマックスだったので長時間労働はほとんど苦にはなりませんでした。なぜならば、仕事自体はとても楽しかったし、やり甲斐を感じることができていたからです。

憧れの仕事、でも実態は!?

私は広報と社長秘書を兼務していました。とにかく、がむしゃらに働いた結果、退職する時に気づいたのですが在籍していた7年間、一度も有給を取得したことがありませんでした。これには自分でも軽く引きました(笑)
(休日出勤や緊急の出勤で溜まった代休すら消化できずに消えてしまう日々だったのです)

ほとんど毎日終電で、「イベント会社」という業種上、土日も仕事です。規定上は週休2日制だけど、まともに2日連続の休みが取れない日々…。
そんな会社でしたが、それでも休みがないということは自分の中ではあまり苦ではありませんでした。
では何が一番辛かったかというと…。

広報と社長秘書として働く私が最も辛かったこと、それは?

休日が取れないこと以上に私が辛かったこと、それはその会社に根付く「男女差別」、という昔ながらの文化でした。
例えば、以下のような状況だったのです。

1)女性社員にだけお茶汲みを指示

よく聞く話ですが、当時勤めていた会社は古い体質だったので女性がお茶汲みをすることがが当たり前でした。男性と全く同じ仕事内容・仕事量をこなしているのに何故?と、思ってはいたものの、最初は何も言わず従っていました。
入社から数年経ったある日、同僚の男性社員からまるで上司からの指示のようにお茶汲みを依頼されたことでブチっときた私は、上司(50代)に聞いてみたんですね。

「これ(今、私が手一杯なの見て分かると思うけどそれでも)私じゃないとダメですか?」

この問いに対して上司はへらへら笑ってこう言いました。

「だって可愛い女の子に淹れてもらった方が先方も喜ぶよ、嬉しいよ!」

この回答を聞いて、ここは会社で私はホステスじゃないんですけど?って言いたくなりました。でも一番衝撃だったのは、上司は本気でそう思ってるということ。冗談で言ったのではなく、本当に女性が淹れた方がいいと信じているのです。こりゃ話が通じないわけだ、と絶望しました。

2)女性管理職が少ない。(というより入社した当初はいなかった)

社内にロールモデルとなる女性社員が会社にいませんでした。もちろん仕事をする上で尊敬できる方はたくさんいましたが、結婚だってしたいし子供だったほしい。でも仕事もがんばりたい。
そう思った時に上を見たら、なんと女性管理職が一人もいない。後から知ったのですが、女性はそもそも昇給や昇格のテーブルに上げてもらえなかったらしいのです。とっても残念ですよね。

3)上司から言われた言葉

女性は評価のテーブルにも上げてもらえないことが悔しくて、見返したくて、がむしゃらに働いていたのですが、ある日「彼氏とはどうなんだ?」と聞いてきた(これも人によってはセクハラだけど)直属の上司(男性)がこんなことを言いました。

「この仕事は子ども産んだら無理だからなー」

庇う訳ではないですが、上司はとっても良い方でした。仕事もできるし、優しいし、申し分ありません。ただ、そんな人だったからこそ、この言葉の威力は大きかったのです

確かに忙しい仕事だったけれど、世の中には一国の首相に就いている女性もいるわけですから、周りの理解と体制さえあれば、たとえライフステージが変化しようと、どんな仕事も「無理」なんてことはないはず。
けれど、少なくともこの会社には、その発想はありませんでした。他にも、男性の方が初任給が高かったり、かなり時代錯誤な会社だったと気づいたのが入社から3年目。

その時はじめて「転職」を意識しました。ただ、仕事内容は大好きだったので、辞めるなら30歳くらいかな、と自分でリミットを決めて働きました。

転職の軸は「自分の時間をフル活用したい!」

20代は、ほとんどの時間を会社のために費やしてきました。ゴールデンウィークなんてなかったし、そもそも休日に友達と出かけることもできなかった。当時付き合っていた人には「俺と仕事どっちが大事なの!」と、漫画で女の子が言うようなセリフを吐かれたことも(笑)
お給料が高くても、使う時間がなければ意味がない。だから「自分の時間の確保」が転職の最大のテーマでした。

「通勤時間は時間の無駄」という発想

みなさんは1日のうち、「自由時間」を何時間確保できているか、考えたことはありますか?
人の1日は平等に24時間。
だいたいの会社は9時間勤務(うち1時間休憩)だと考えると、余った時間は15時間。その中で確保したい睡眠を仮に8時間として、それらを引くと残りはたったの7時間。意外に短い!ご結婚されている方やお子さんがいらっしゃる方はもっと短いでしょう。

このただでさえ短い残りの時間をさらに削ってくるもの。それが「通勤時間」なのではないか!と私は考えたんです。ぎゅうぎゅうの満員電車ほど生産性がなく、且つ不快なものはありませんよね…。
そこでこの通勤時間を減らすために、なるべく会社と自宅が近いという条件で次の職場を探していました。

リモートワークという働き方との出会い

こうして転職活動をしていた矢先、飛び込んできた「オンライン秘書」という文字。なにやら得体の知れない仕事。調べてみて、この働き方はまさに労働革命…!と思いました。通勤しなくていい会社があるなんて、そんな発想すらなかった。
でも、世の中にはこういう働き方をしている人がいるんだと知り、まさにこれこそが、正真正銘の働き方改革だ!と勇んで履歴書を送ったのです。

書類選考通過の後、待っていたのは面接ですが、この面接もリモートなんです。つまりWEB会議で行われました。今ではクライアントとの打ち合わせも全てWEB会議なので違和感はなくなりましたが、当時は慣れなくて、ソワソワした記憶があります。
でも、面接はの内容はいたって普通。よくある採用面接です。

こうしてありがたいことに、内定をいただき転職に成功した私は、当初の予定だった自分の自由時間を最大限確保し、フル活用する、という目標を達成しました

リモートワークの世界

普通に働いていたのに、いきなりリモートワークなんて大丈夫だろうか?業界のことよく知らないけどやっていけるだろうか?そんな不安を持つ方もいらっしゃると思います。私もそうでした。
会社にもよるので一概には言えませんが、私の勤めている企業ではリモートワーク初心者が新入社員の9割を占めるとのことです。そのため、実際に職務にあたるまでの研修期間が3ヶ月設けられています。私のように初心者でも安心して業務を進めていくことができる仕組みが整っていたのです。

最後に…。オンライン秘書として働くとは?

オンライン秘書をはじめとするリモートワークは、最近では大手企業でも徐々に導入されている働き方で、近い将来当たり前になってくるかもしれないなと日々感じています
転職を考えていて、自分の時間をしっかり確保したい!とお考えの方や、ご事情で引っ越しをしなくてはいけない方などは、リモートワークという働き方を選択肢の一つとして入れてみるのも良いかもしれません。

こちらの記事でもご紹介した通り、時差さえ問題なければ、海外在住という状況で日本にいるクライアントの対応をしている同僚もいるんです。

今回は私のこれまでのキャリアをご紹介しつつ、リモートワークという新しい働き方との出会いをご紹介しました。

秘書のみなさん、今日もお疲れ様です!

amam

イベント運営会社にて前例のないまま突然社長秘書に任命され、試行錯誤した2年間。そんな時期を経て、現在はオンライン秘書としてフルタイムで在宅勤務中。最近のマイブームは脱出ゲームと手作りのお香。

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はじめまして。「Hisholio」編集長の笹木ナオミです。
私は某大手IT企業で5年ほど役員秘書として従事し、現在は秘書経験を活かしたお花屋さんを営んでおります。
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