秘書のみなさん、こんにちは!ナミコです。
みなさんは「陣中見舞い」を贈られたこと、また、いただいたことはありますか?
言葉は耳にされたことがあっても、お中元やお歳暮に比べると手配する頻度は低い陣中見舞い。
実際に手配したことはない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は手配することが少ないが故に、とまどってしまいがちな「陣中見舞い」についてのマナーや注意点をお伝えしたいと思います。
みなさんの贈答品手配時の参考になれば幸いです。
目次
そもそも、陣中見舞いとは?
まずは陣中見舞いについて、国語辞典で調べてみたところ、このようにありました。
① 戦闘中の将兵の労苦をねぎらうこと。また、その折に持参する金品。
② 多忙な状況にある人などを見舞い、激励すること。また、そのときの贈り物。「選挙事務所へ―に行く」
そもそも「陣中」とは戦争中の陣地、または戦場そのものを指す言葉。
歴史上でも『大坂(阪)夏の陣』などと使われています。
それが転じて、現代では締め切りに追われるバタバタした状況のことを、「戦場」に例えられることもあるかと思います。
そんな戦場のような状況の方に、激励、お見舞いの気持ちを込めて贈るものが、2の意味、総じて「陣中見舞い」と呼ばれているものなのです。
秘書として陣中見舞いを贈るシチュエーション
現代のオフィスシーンでも、鬼気迫る状況は多々ありますよね。
そんな陣中見舞いと聞いて、まず思いつくのは「選挙期間中の選挙事務所へ向けたもの」ではないでしょうか。
それだけではなく、例えば以下のようなシチュエーションが陣中見舞いを贈るをシーンとして挙げられます。