秘書なら完璧に!?エレベーターでの上品なお作法を徹底解説!

秘書のみなさん、こんにちは!Emilyです。

まだまだ寒い時期ですが、私の会社では早くも内定者さんたちの入社前研修が始まりました。

基本のビジネスマナーとして、新入社員向けの研修で扱われることも多いエレベーターでの作法。
「席次」や「先乗り・後降りのマナー」など、私も新人秘書だった頃に教わりました。

しかし、実際には「誰と乗るのか?」「どのくらい混雑しているか?」など、エレベーター内外の状況はそのときどきで異なります。
様々なシーンを経験するごとに、研修では教わらなかった「ちょっとした心がけや気遣い」が必要だと気付くこともありますよね。

そこで今回は、秘書として身に付けておきたい「エレベーターでの上品なお作法」について改めて考えてみたいと思います。
案外盲点になっていた!という部分に気が付くきっかけになれれば幸いです。

秘書として覚えておきたい!まずは基本をおさらい

エレベーターでの作法には諸説ありますが、まずは一般的によく言われる基本の作法をおさらいしましょう。

待っているときは扉の正面に立たない

電車と同様、エレベーターも降りる人が優先です。
扉の正面に立っていると邪魔になってしまいますので、扉の横に立って待つようにします。
できればボタン操作にも対応できるよう操作盤側で待つのがベターです。

先に乗り込み操作盤の前へ!

エレベーターを操作するのは目下の人の役割です。
エレベーターが到着したら、上司やお客様よりも自分が先にエレベーターに乗り込み、末席となる操作盤の前に立ちます。
ちなみに、上座は操作盤の位置に関係なく「入口から見て左奥」です。

エレベーター内では私語を慎む

第三者が同乗している場合は、ビジネストークなどは控えます。
お客様と自分だけ、というシチュエーションでは世間話などで場を和ませる場合もあるかもしれませんが、このご時世ですので密室空間となるエレベーター内での会話は控えめに行いましょう。

降りるときは自分が最後に

目的階に到着したら「開」ボタンを押し、目上の人から降りてもらいます。
念のため、後ろを振り向いて同乗者が全員降りたことを確認してから、最後に自分が降りるようにしましょう。
ビルに慣れていないお客様にはドアが開くタイミングで、「左手にお進みください」などと、エレベーターを降りた後の方角を口頭でお伝えしてあげると親切ですね。

お客様をお見送りする場合

エレベーター前でお客様をお見送りする場合は、「お気をつけてお帰りください」などと挨拶をしながらお辞儀をします。
お辞儀の姿勢はエレベーターの扉が閉まるまでキープしましょう。

尚、ドアが閉まった後もエレベーターが作動するまでの少しの間、お客様は扉の向こう側にいらっしゃいます。
ドアが閉まったからと油断して同僚と大声で会話を始めると丸聞こえになることも!常に緊張感を忘れずにいたいものですね。

以上が、一般的なエレベーターでの作法です。
ビジネスマナー研修でもよく言われることですので、ここまでは「社会人ならできて当たり前」かもしれませんね。

みんなができる基本のビジネスマナーだからこそ、秘書としてはここからもうワンステップ進んだ上品な所作で、周囲と差をつけたいものです。

そのためにはどんなことを意識するのが良いのでしょうか。

秘書らしく、待ち時間も美しい立ち姿で

ついつい気を抜いてしまいがちな待ち時間。
周りを見ると、携帯をいじっている人や、腕組み・片足重心で緊張感なく立っている人が意外と多いものです。
ここは秘書らしく、美しい立ち姿で周りと差をつけたいですよね。

背筋を伸ばし、踵を揃えて、手は体の前で重ねるのが基本の立ち方ですが、とくに注意したいのは目線です。

私もエレベーターを待っていると、つい階数表示ランプを見つめてしまうクセがあるのですが、まだかまだかと焦れているように見え、あまり美しいとは言えないかも。

頭の上から糸で吊るされているイメージで顎を引き、目線は自然に前方へ向け、階数表示ランプを見上げるのは1〜2回程度に留めるよう意識しています。

秘書なら会釈で済ませずきちんと言葉で

エレベーターは先乗りが基本とはいえ、黙って我先にと乗り込むのはいかがなものでしょうか。
同じタイミングで乗る人がいる場合、私はいつも「お先に失礼いたします」と先に一声かけ、お互いに戸惑わずに済むようにしています。

こうした配慮の一言は、他にも以下のようなシチュエーションで使うことができそうです。

  • 同乗者が先に降りる場合には、手のしぐさを添えながら「どうぞ」
  • 自分が降りるときに、まだエレベーター内に人が残っていたら「お先に失礼いたします」
  • 自分以外の人が操作しているエレベーターを降りるときには「ありがとうございます」
  • 上行きのエレベーターの中から、扉の向こうに下行きのエレベーターを待っている人が見えたら「先に上に参ります、失礼いたします」

当たり前のことのようですが、意外と会釈のみで済ませてしまう人が多いシチュエーションでもあります。
しっかりと相手の目を見て言葉で伝えるよう意識することで、より丁寧で上品な印象を与えられるのではないでしょうか。

秘書が上司や先輩と操作役を代わるとき

途中階で自分がエレベーターに乗り込んだ場合、先に操作盤の前に人が立っていて、しかもそれが上司や先輩だった!というケースもありますよね。
できればスマートに操作役を代わりたいものです。

私が新人だった頃は、焦るあまり「あぁ!○○部長すみません、私がやります!」と、半ば強引に操作盤前の座を奪い取ろうとしてしまっていました。
声をかけられた部長もなんだか困惑した様子で後ずさり……(笑)。

お世辞にもスマートとは言えないこのやりとりを、何とか素敵に見せられないか?と考えた結果、行き着いたのが以下のセリフです。

○○部長、私が操作いたしますのでよろしければ奥へどうぞ

今では落ち着いた口調でこう言いながら、手で空いているスペースを指し示すようにしています。

こうすることで、相手を戸惑わせることもなく、スムーズに立ち位置を交代できるようになりました。

もちろん、複数の会社でシェアしているエレベーターだったり、エレベーター内が混雑していたりする場合には無理に立ち位置を交代する必要はありません。
状況に応じて柔軟に振る舞うことが何より大切な心がけですよね。

秘書ならば日常の何気ない動作にこそ、美しい振る舞いを!

1日に何度も乗り降りするエレベーター。
そのときどきの状況によって臨機応変な対応が求められるので、不慣れなうちは「あれ、こういうときどうするんだっけ……!」と慌ててしまうこともあるかもしれません。

でも、重要なのは形式ではなく相手を思いやる心です。
目の前の状況を踏まえて、「どうすれば安全か」「どうすれば相手が気持ち良いか」という視点で考えてみると、とるべき行動が自然と見えてくるのではないでしょうか。

日常の何気ない動作にこそ、相手の立場に立った美しい振る舞いを心がけたいですよね。

それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!

Emily

企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!

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