フリーランス秘書として独立!お金の不安、どう乗り越える?

秘書のみなさん、こんにちは! Emilyです。

自由な職業選択が可能になった今、会社員からフリーランスとしての自立を目指す人も珍しくなくなりましたね。
私自身も、自由な働き方を求めてフリーランスの秘書として独立した1人です!

しかし、独立への第1歩は多くの不安や疑問を抱えるもの……!
とくに、長年会社員として勤めてきた秘書のみなさんにとって、安定した給与収入を手放すことは大きな不安材料になるのではないでしょうか?

そこで今回は、私自身の経験をもとに「独立初期のお金の不安とその乗り越え方」についてお伝えします!
これから独立を考えている秘書さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フリーランスの収入の不安定性

フリーランスとして独立する最大の課題の1つは、収入の不安定性です。
会社員時代は毎月決まった給料が振り込まれる安心感がありますが、フリーランスになると、次のような理由で収入が大きく変動する可能性があります。

  • 仕事の依頼が一定しない場合がある
  • 急な契約終了のリスクがある
  • 有休がなく、休暇中や病気のときには収入も途絶えるケースが多い

私自身、独立初期は収入の不安定性に精神的にも経済的にも大きなプレッシャーを感じていました。
こうした不安を軽減するためには、計画的な準備がとても重要です!

以下に、私の経験を踏まえた具体的な対策をご紹介しますね。

貯蓄の確保

まずは何より、独立前に十分な貯蓄を準備し、収入が不安定な時期でも生活できるようにするのがオススメです。
私は、独立の意思を固めてから会社を退職するまでに、6か月分の生活費を貯めることを目標にしました。

具体的な手順は、以下のとおりです!

  1. 生活費の把握(家賃・光熱費・食費・通信費・保険料・その他固定費)
  2. 月々の支出の見直し(光熱費や通信費のプラン変更、不要なサブスクの解約など)
  3. 目標額の設定(把握した月々の生活費を6倍し、目標額として設定)
  4. 貯蓄計画(毎月貯蓄に回せる額を把握し、必要に応じて副業や臨時収入を増やす)
  5. 貯蓄の進捗管理(定期的に進捗を確認し、必要に応じて計画を軌道修正)

私はこの手順で、6か月分の生活費を計画どおりに貯めることができました!

十分な貯蓄が、精神的な安定につながる!

この資金があったことで、予期せぬ支出や収入の減少にも冷静に対応することができたと思っています。

また、予め経済的な不安を軽減しておくことで、独立後の仕事に集中しやすくなり、結果として収入の安定化にもつなげることができたと感じています!

長期契約の確保

フリーランスとして収入の安定を図るためには、長期契約の確保が重要です。
短期の仕事だけでは収入が不安定になりがちですが、長期契約を結ぶことで、毎月一定の収入が見込めるようになります。

ただ、この点において、私は正直なところあまり苦労を感じませんでした。
というのも、秘書の求人を出しているクライアントはそもそも長期契約を望んでいるケースがほとんどだったためです。

クライアントがフリーランス秘書に求めること

秘書のみなさんには想像しやすいかと思うのですが、上司と秘書の関係には、付き合いが長くなるほど仕事がしやすくなるという特性がありますよね。

クライアントにとっても同様で、フリーランスの秘書に求めるものは、おそらく「クライアントの性格や仕事のスタイルを理解して、適切なサポートをしてくれる人」だと思います。

これは長い付き合いと信頼関係があってこそ実現できる連携なので、求人の多くが「長期契約」を前提にされているのだと感じました。

長期契約の確保はフリーランスにとって非常に重要な要素ですが、この点において、秘書はアドバンテージを持っていると考えても良いのかもしれません。

収入源の多様化

たとえば、月収30万円を目指す場合でも、収入の得方には以下のようにパターンがありますよね。

  • 30万円分の仕事を発注してくれる1社と契約する
  • 10万円分の仕事を発注してくれる会社を3社掛け持ちする

私のオススメは、後者です!
理由は、急な契約解除があっても、ほかの契約が残るので収入がゼロにならないためです。

突然の契約解除で、リスク分散の重要性を実感!

実際に、私は独立して半年ほど経った頃に、クライアントのうちの1社から突然、契約解除を言い渡されたことがあります。

急なことで驚きましたが、私は複数社と契約をしていたので、収入が完全に途絶えることはありませんでした。
そのおかげで、生活費に困ることもなく冷静に新しいクライアントを探すことができ、リスク分散の大切さをこのときに身をもって実感しました!

料金設定の見直し

フリーランスは会社員と違って、長く働いたからと言って自然に収入が上がっていくわけではありません。
そのため、自分のスキルや提供する価値に見合った適切な料金を設定し、さらにそれを定期的に見直すことが重要だと思っています。

この点でも、クライアントを複数に分ける選択肢はオススメです!
報酬の相場観が身につき、報酬アップの交渉や受注の精査がしやすくなるためです。

報酬アップ交渉の仕方

私は、以下のように報酬アップの交渉を行うようにしています。

「現在、新規のお客様からはありがたいことに、〇円以上のお仕事のみをいただいております。
そのため、現行の条件ですと御社とのお付き合いを続けるのが難しくなってしまう状況にございます。
恐れ入りますが、ご提供するサービスの質を維持するためにも、報酬アップをご検討いただけませんでしょうか?」

ある程度クライアントと信頼関係が築けて、自分の価値を提供できていると感じられるようになったタイミングであれば、前向きに受け入れていただけるケースが多いと感じています!

報酬アップの交渉は勇気がいりますが、キャリアを発展させるためには重要なステップですよね。

お金の不安は、乗り越えられる!

今回は、私自身の経験をもとに「独立初期のお金の不安とその乗り越え方」についてお伝えしました!

独立は多くの不安が伴いますが、それ以上に大きなやりがいや自由を手にすることができると私は感じています。

お金の不安は、十分な準備と計画的な行動によって乗り越えられるもの。
フリーランスとしての道を志す秘書さんには、ぜひ前向きに挑戦を続けていただきたいです!

みなさんの挑戦と成功を心から応援しています!

それでは秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!

Emily

企業の秘書室に所属し、社長秘書や会長秘書を経験。その後、2023年に独立し、フリーランス秘書へ!働き方やライフスタイルのこと、自分なりの考え方など、企業秘書・フリーランスの両面から幅広いテーマで記事を書いていきたいと思っています!

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