あなどるなかれ!「お茶出し」は秘書の大事なおもてなし! 

秘書のみなさん、こんにちは!

「お客さん来たからお茶出しといて」と上司から指示されたら、どんな風に思いますか?
「私も忙しいのに。お茶出しなんて…」って思う方もいるかもしれませんね。
でも、さにあらず!お茶出しも秘書の重要なお仕事の1つなんです!

あなたがお出ししたお茶で、お客様はのどを潤して、ほっと一息。リラックスすることでしょう。
お客様が自社に持つ印象によっては商談を左右するかもしれません。

わざわざ会社に足をお運びいただいたお客様をおもてなしするために、お茶出しのマナーを身につけることは、秘書にとってものすごーく大切なのです!

今回は、そんなお茶出しのマナーやコツをご紹介いたします!

秘書としてのおもてなし!どんな飲み物を用意する?

来社されたお客様にお茶をご用意するときに、どんなお飲み物を用意するか、迷うことありませんか?

お客様にお出しするお飲み物としては、コーヒー、紅茶、緑茶などが一般的ですよね。
会社内にいろいろな種類の飲み物が用意されている場合には、お好みをお伺いすると親切ですね。
お伺いするタイミングがなければ、コーヒーが苦手なお客様も想定して、緑茶を出すのが無難ではあります。

また、夏場の蒸し暑い時期には、冷た~く冷えた麦茶をご用意すると喜ばれることが多いです。
逆に、とっても寒い冬の日に、冷蔵庫で冷やされたペットボトルのお水を出すのは気が引けますよね。
お客様のお好みや季節などを考慮して、最適なお飲み物をお出しするようにしてください。
秘書としてのちょっとした気遣い、お客様にはきっと伝わるはずです!

秘書の腕が試されます!おいしいお茶を淹れるには?

家でもオフィスでもコーヒーばかり、お茶を淹れることに慣れていない…そんな秘書さんも多いかと思います。
お客様に喜ばれる美味しいお茶を淹れるためには、いくつかのポイントがあります。順にご紹介していきますね!

まず、お茶を淹れる前に熱湯でお茶碗を温めておいてください。
お茶碗が冷えているとお茶が冷めやすく、お客様にお出しする時にはぬるめのお茶になってしまうのです。
お茶碗にお湯を注いでおき、少しの間放置して温めておくのがおいしいお茶を淹れるコツ!

そして、お茶碗を温めている間に急須や茶葉を用意します。
急須に人数分の量の茶葉を入れたら、静かにお湯を注ぎます。
急須にお湯を入れたらすぐにお茶碗に注がずに、少し蒸らすのもお茶をおいしくする大切なポイント
蒸らす時間は1分が目安です。
ただし、使用する茶葉に合わせて加減するようにしてくださいね。

お茶の量はお茶碗の7分目まで!

お茶を注ぐ際には、人数分のお茶碗を並べて、順番に少しずつ入れていくのが基本です。
というのも、1つ目のお茶碗に一気に入れてしまうと、次に入れたお茶碗との味に差が出てきてしまいます。
最初に入れたものは濃く、入れていくうちにどんどん薄くなってしまいますよね。
1つずつ、少しずつ、順番に入れていくように注意しましょう!

そして、お茶を注ぐ量はお茶碗に7分目ぐらいが上品と言われています。
なみなみと注ぐのは暗に「早く帰ってください」という意味、なんていう説もあります。
そもそも、熱いお茶は量が多いと飲みにくいですし、運ぶときにこぼれてしまいますよね。

私は新人の頃、たくさん飲んでもらおう!とおもてなしのつもりでお茶碗になみなみとお茶を注いでお出ししたことがあります。
お客様がお帰りになった後、上司に「日本酒じゃないんだから…」とやんわりと注意されたことがあります。
いまだに恥ずかしい思い出です…。

せっかくのおいしいお茶をこぼさないように…

さあ!おいしいお茶が入りましたね。さっそくお客様にお出ししましょう。
もちろんお茶を出すときの作法も重要です!

お茶を運ぶときには、必ずお盆を使うようにしてください。その際、お茶碗を茶托に乗せないようにします。
運んでいる途中でこぼしてしまった場合に、茶托まで濡れてしまうのを防ぐためです。

会議室や社長室にお茶をお持ちする際には、入室前にノックを。
入室したら最初に軽くお辞儀をして「失礼します」と小さくご挨拶することも忘れずに。
ただし、すでに真剣なお話が進行していたり、お部屋の空気がピリピリしているのを感じたら、急いでお茶をお出しして退出することもありますよね。
マナーを守ることよりも、お客様にとって心地よい空間づくりを重視してください。

入室したらサイドテーブル、もしくは、会議机の端にお盆を置いて、お盆の上でお茶碗を茶托の上に置いていきます

だれから配る?お茶をお出しする順番をおさらい!

茶托にお茶椀を置き、お一人ずつお茶をお配りしていきます。
お配りする順番は、必ずお客様からですね。お客様側のお役職が高い方から順にお配りして、自社の社員に配ります。

お茶をお出しする際は、お相手の後方に回って、右側からお出しするようにしてください。
その際「どうぞ」などと声をかけて、両手で音を立てないように茶托を置きます。
書類などが広がっていて、右側に置けないときは状況に応じて臨機応変に対応してくださいね。

もし茶碗に絵柄が付いている場合には、絵柄をお客様側に向けて出すのもポイント!
少しの気遣いでもお客様への印象は変わるものですよ。

無事にお茶を配り終えたら、速やかに退出します。
お盆を左脇に抱えてドアの前に移動してから、会釈とともに退出します。
両足が室外に出たら、ドアを閉める前にもう一度会釈をして、静かにドアを閉めてその場を立ち去ります。

何より大事にしたい「おもてなしの心」

さて、お茶出しの作法やマナーについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

お茶をお出しする際、一番大事なことは「おもてなしの心」だと思います。
その瞬間、秘書であるみなさんは会社の顔です!
どんなにおいしいお茶を用意しても、「おもてなしの心」が感じられない事務的な対応では、お客様は残念に感じてしまうかも。

気持ち込めたおもてなしは、きっとお客様の会社に対する印象アップにも繋がると信じています。
たかがお茶、と気を抜かずに丁寧に対応することを心がけてみてくださいね。

秘書のみなさん、今日もお疲れ様です!

マリエ

元秘書ライターで、秘書歴は10年を越えました。現在は子育てに専念中♪

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はじめまして。「Hisholio」編集長の笹木ナオミです。
私は某大手IT企業で5年ほど役員秘書として従事し、現在は秘書経験を活かしたお花屋さんを営んでおります。
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