秘書のみなさんこんにちは!ナミコです。
みなさんは就職活動中、オンラインでの面接経験はありますか?
私は採用側としても、面接される側としても経験があります。
コロナ禍以降、手軽なツールとしてスタンダードにもなりつつあるオンライン面接。
今回はオンライン面接に臨む際の注意点を、経験とともにお伝えしたいと思います。
みなさんの面接突破の一助となれば幸いです。
目次
1.オンラインツールは事前確認を
秘書の採用面接シーンでも、オンラインは選択肢としてスタンダードとなってきた印象です。
オンライン面接ではコストや時間の節約という利点以外にも、採用側がチェックしているかもしれないポイントがあります。
それは、実際業務上で使用する可能性のあるツールを難なく使いこなせているか?ということ。
オンライン化が進むにつれ、新しいツールもどんどん増えています。
面接のURLが送られて来たら、当日までにせめてどんなツールを使用するのかだけでも事前に確認されておくことをオススメいたします。
私は以前、オンライン会議の際にヒヤヒヤ体験をしたことがあります。
ホストは社外の方だったにも関わらず、当日の使用ツールの事前確認をすっかり忘れていたんです。
当日、開始10分ほど前にリンクをクリックしてみたところ、なんと1度も使用したことのないツール画面が!
慌ててインストールから設定までをなんとか5分で終わらせ、ギリギリ事なきを得ました。
会議でも冷や汗ものでしたが、面接であれば1対1の空間、ごまかしようがありませんよね。
それ以来、ご招待があった場合のURLは事前にクリックするようにしています。
2.声のボリュームはそれで大丈夫?
私はコロナ禍中、採用側としてンライン面接に同席したことがあります。
その際にまず感じたことは、「みんな、声小っちゃっ!」でした(笑)。
最近のマイクは性能がよく、囁くような声でも明瞭に拾ってくれます。
そのためか、実際は内緒話程度の声しか出ていない、という方が何人も見受けられました。
もちろん受け手のマイクボリュームを上げればいいのですが、問題はそれだけではありません。
声が小さいと口元もほとんど動かず、表情が乏しく見えてしまうんです。
オフラインであれば滑舌良く、表情豊かにお話しされているであろう方でも、魅力が半減どころか「気が進まないのかな」「体調が悪いのかな」と気になるレベルの方もいらっしゃって、困惑したこともあります。
静かな空間で声を張り上げるのは難しいと思いますが、できるだけ対面と同様の声量で発声されることをオススメいたします。
3.お手本はYouTuber?
カメラを使用する際、みなさんはカメラに正対していますか?
ついつい手元が気になって、目線が下がってしまったり、モニターを覗き込むためにうつむいたりしているということはないでしょうか。
普段の事務作業なら、手元を見る機会もあるかとは思います。
しかし面接時にうつむきがちはもったいないですよね。
顔が暗く映ったり、クマやほうれい線が強調されて、明らかに老けて見えてしまいます。
私も採用側だった際には、もう少し顔を上げてもらえるとうれしいなあ、と思ったこともあります。
特にパソコンの場合、面接では事務作業と同じ高さにする必要はありません。
カメラと同じ高さまで「上げ底」をして、背筋を伸ばして正対する高さに上げてみるのも一案です。
普段からオンラインの撮影を意識しているYouTuberやオンライン講師の方などの動画を参考に、可能であれば照明の角度にもこだわって一番素敵に見えるポジションを探してみてはいかがでしょうか。
4.対面ではありえない質問にもシミュレーションを
私は採用側だった際に「今はどんなデバイスをお使いですか?それはご自身のものですか?」と質問していました。
在宅勤務の環境を知りたかったからです。
この質問はオンラインで応募した際に、実際に私も受けたこともあります。
この時はイヤホンやモニターの有無も確認されました。
スマホやタブレットを利用して面接に臨まれる方もいらっしゃるので、オンラインでの採用活動においてはスタンダードな質問なのかもしれませんね。
さらにコロナ禍の採用面接では「立ってその場で1周回ってみてください」という質問で、全身きちんと着替えているかチェックする、という実例も聞いたことがあります。
対面では着替えないことなどありえませんが、オンラインでも緊張感をもって面接に臨みたいものですね。
また、求職者側としても、お仕えする予定のボスに対面でお目にかかれない、というデメリットがあります。
一緒にお仕事をするかもしれない方への疑問点は、対面の面接以上に素直にぶつけるようにされることをオススメいたします。
面接の雰囲気に緊張してしまうという方ならむしろオンラインのほうが自分らしさを出すチャンスとも言えるのではないでしょうか。
面接は自分が選ばれるというだけでなく、自分も企業を選ぶ立場にありますよね。
遠慮なく質問することは、対面でもオンラインでも重要なことかと思います。
5.周辺環境も要チェック!
世界中から参加可能で交通費も不要なオンライン面接ではありますが、不便なこともあります。
その1つが、周囲の環境を整えること。
対面であれば面接会場も採用側に用意していただけますが、オンラインの場合は「当たり障りない環境」を自分で設営しなければなりません。
しかしこれが意外にハードルが高いことも。
明るい方がいいかな?と窓際で会議に参加していたら、だんだん日が昇ってきて眩しさに耐えられず、会議中にそーっと部屋を移動したことがあります(笑)。
かといって、逆光だと真っ暗で顔がわからないことも。
自宅であれば場所によってはWi-Fiが届きにくい、不意の来客や家族やペットが乱入する……などの可能性も視野に入れなければなりません。
私は以前、静かでカギのかかる部屋で安心していたところ、近所で大掛かりな道路工事が始まり、雑音だらけになってしまったことがあります。
また、急なゲリラ豪雨で至近距離に雷が落ち、接続が切れてしまったことも(笑)。
さらに普段は気にならない、駅や交差点の交通音、救急車などの音も意外に響くので注意が必要です。
少しでも心配事を減らすために、普段使わない静かな部屋があれば照明なども設置してオンライン「配信用」として固定しておくのもアイデアの1つかと思います。
勝負をかけた面接であれば、思い切ってだらけやすい自宅は避け、緊張感のあるコワーキングスペースなどを利用するという選択肢も考えてみてはいかでしょうか。
万全の準備で自分を最大限アピールしよう!
今回は私が実際に体験したオンライン面接についてお伝えしてみました。
対面もオンラインも上手に対応して、みなさんに理想の職場が見つかることをお祈りしております。
それでは秘書のみなさん、お疲れ様です!
現在外資系商社にて、社長秘書、総務業務全般を約10年担当
突発的なトラブルすら面白がる前向きかつ好奇心旺盛な性格で、今日も楽しくお仕事中。
日々の気づきの中、秘書のみなさんと共有したいことを発信していきますね。
No comments yet.