みなさん、こんにちは!mimiです。
会食の際やお客様訪問時など、秘書のみなさんはなにかと手土産を手配する機会が多いかと思います。
そんな手土産にどんなものを選ぶかは、なかなか秘書のセンスが問われるところ。形式的になりがちな手土産のやりとりですが、お客様に喜んでいただけたら、とってもうれしいですよね。
ということで、前回の上巻に引き続き、私が個人的に選ぶオススメの手土産をご紹介したいと思います!
目次
秘書の手土産、選び方のポイントは?
上巻でもお伝えしたとおり、手土産を選ぶ際にはいくつかポイントがあります。
●接待の手土産は要冷蔵の物、重い物、かさばる物はNG!
●ご挨拶等の品は、みんなで分けられるようなものが良い
●出張先に持参する手土産は、その土地では手に入らないものがベスト
●冒険しすぎないこと
などです。もちろんお客様のお好きなものが分かっていれば、お好みに合う物を。送る相手や目的によってぴったり合うものを選びたいですね。
シワシワ感ゼロ!オシャレ和菓子たち
若い方には、和菓子=年配の方のイメージが浮かんでしまうという方も多いかもしれません。(以前おやつに和菓子を食べていたら、24歳の後輩女子におばあちゃんっぽいと言われました。涙)
それ以上に、美味しくて個包装になっており贈答に適した和菓子を見つけるのって意外に難しいんですよね。
以下にご紹介する和菓子は、実際に私がいただいたことがあるものなのですが、思わずこれは「手土産に使える!」と膝を打った商品です。
籠入りで高級感たっぷり!「鈴懸」
「鈴懸」は博多に本店を構える和菓子屋さんです。
「現代の名工」に章された初代中岡三郎さんの教えにもとづいて、九州、博多の風土に豊かに育まれてきたのだそう。博多の本店にも行ったことがあるのですが、落ち着いた店内に大きなガラスケースがあり、美しい和菓子が数多く並んでいました。
手土産にもうってつけな個包装のお菓子も多く、オンラインショップも充実しています。詰合せをお願いすると高級感溢れる行李(籠)に詰めていただくことが可能で、月ごとに変わる掛け紙も素敵です。
夏季には長く日持ちする水羊羹などがオススメです。
映える和菓子?!「HIGASHIYA」
「菓子」はもともと「果子」と書き、干した果実や木の実を食したのが始まりだと言われているそうで、HIGASHIYAは“日々の果子”屋として、伝統的な日本の美意識を現代に進化させ、私たちの日常に再び息づかせたいと志しているとのこと。
かりんとうやおこしを始め、カステラやマコロンなど、和菓子が苦手というお客様にも喜んでいただけそうな商品がたくさん用意されています。ほっこりと優しい甘さのお菓子は、自分用にも欲しくなってしまうほど。桐箱入りの包装もとても上品に感じさせてくれますよ。
また、支払い方法の選択肢も豊富で、後払いができるところも秘書にとっては事務処理の面で嬉しいところです。
まるで宝石!美しい洋菓子たち
もちろん洋菓子も負けていませんよ!
洋菓子を選んでおけば失敗がないと思いがちですが、レパートリーが偏ってしまっている…なんてことも。私も時間がない時はデパートのカタログから選んで注文していましたが、同じお客様に被らない程度に、数種類のものをローテーション、ということもありました。
でもせっかくならば、後日お客様からお喜びの声を聞くことができるような手土産を用意したいですよね。
偉人たちも愛した?「バーチ・ディ・ダーマ(ビチェリン)」
「バーチ・ディ・ダーマ」とはイタリア語で「貴婦人のキス」という名のイタリアの郷土菓子です。
こちらはなんと、2016年に開催された「伊勢志摩サミット」で日本国政府より各国首脳に贈られた逸品なのだとか。軽いクッキー生地にチョコレートを挟んだ上品なお味は、世界のトップも納得したことでしょう。
また、「バーチ・ディ・ダーマ」は戯曲家プッチーニ、哲学者ニーチェ、文豪ヘミングウェイも愛したお菓子とのことなので、歴史や文学がお好きなお客様なら、接待での話題の一端になるかもしれませんね。
どれにしようか迷っちゃう?「ラ・メゾン白金」
次にご紹介するのが東京・白金にあるフレンチレストラン「ラ・クープドール」から誕生した洋菓子ブランド「ラ・メゾン白金」です。
色とりどりのマカロンから、チョコレート、香ばしい焼き菓子など、種類も豊富です。その中でもベルギー産クーベルチュールを使用した「濃厚ショコラ」をクッキーでたっぷりサンドした「ショコラサンド」がオススメです。
店舗は東京新宿の伊勢丹と渋谷ヒカリエ、名古屋三越に店舗があります。オンラインショップはありませんが、東急百貨店のネットショッピングで購入可能です。
あえてポップ&カジュアルに!「ヒルバレー」
手土産選びはシーンによって使い分けることが何より大切ですから、時には相手との親密さを表すために、敢えてかしこまりすぎない物を差し上げると効果的な場面も。
そんな時にオススメしたいのが「ヒルバレー」のポップコーンです。「手土産にポップコーン?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、オフィスへの差し入れなどでお持ちすると、意外に喜ばれます。
チーズ味などソルティなものからキャラメルやショコラなど甘いフレーバーも豊富です。
手土産レパートリー豊富な秘書を目指して!
和菓子、洋菓子両ジャンルより、私がオススメする手土産をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
忙しい毎日の業務の中で、手土産選びにはなかなか時間はかけられないという秘書さんも多いでしょう。普段からデパ地下巡りをしたり、実際におやつとして小分けのものを買ってみたりすると、レパートリーも増えて手土産選びに役立ちますね。
ぜひ、楽しくリサーチをしてみてください!
秘書のみなさん、今日もお疲れ様です!
金融、不動産業界にて秘書として勤務してきました。趣味は旅行と寝ること食べること!
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