秘書のみなさんお疲れさまです!
Hisholio編集部、技術メンバーのChiyoです。
10月18日、Hisholioでは2回目となるオンラインイベントを開催しました。
きっかけは、前回のSayakaさんのイベント。
その中で、編集長の経歴に興味を持ってくださった方がいらっしゃったため、これまでの経歴と秘書としての活動、そしてHisholioの今後の展望についてのトークイベントを行いました。
20人近い秘書さんにご参加いただき、時に笑いが起こり、時に真剣に頷く……和気藹々としながらも「秘書」について真面目に考える時間となりました。
目次
イベントスタート!まずは編集長の自己紹介から
編集長 |
秘書のみなさん、こんにちは! Hisholio編集長の笹木ナオミです。 |
大学卒業後、日本で3年間の勤務を経てシンガポールへ。
シンガポールでは日本から海外へ転職する方のサポートや、日本企業の海外法人・現地法人の立ち上げに携わりました。
そして当時の上司の栄転に伴い、日本の本社へ転勤。
上司の秘書活動に従事した後、退職し「秘書さんのためのお花屋さん青山花壇株式会社」の代表取締役となりました。
秘書時代、上司に言われたショックな一言
帰国後、初めて秘書になった笹木さん。
「営業経験もあるし、秘書もできるでしょう」という気持ちで秘書生活をスタートしたところ……。
編集長 |
秘書って意外と難しい!奥深い仕事なんだなぁと思いました。 前任の秘書さんが全ての引き継ぎを終え、上司に最後の挨拶メールを送られてたんです。 その時の上司の返信の言葉が今でも忘れられません。 |
「今までありがとうございました。
〇〇さんが秘書だったお蔭で
自分の能力以上の力を出すことができました。」
その時、笹木さんは「秘書ってこういうことなんだ!」と心から理解されたそうです。
そして上司の退職時(笹木さんも同時に退職)、遂にその秘書さんと同じようなメールを送る番が来たのです!
編集長 |
いよいよ私がそのメールを書く番。 メールを送ると……1分でお返事が! その内容は……「了解!」のたった一言だけでした(笑)。 |
前の秘書さんにはあんなに丁寧な言葉を贈られていたのに……。
フランクでいい関係だった象徴であると語るものの、根に持たれていたようです。
このお話には、秘書のみなさんも笑いの渦に巻き込まれていました。
笹木さんが秘書時代に心掛けていたこと
秘書時代はミスを連発。いろんな人に相談したり様々な手段を試していたものの、改善することが難しかったそうです。
編集長 |
そこで発想の転換をしました。 ミスをしてもみんなが笑ってくれる環境になるよう、上司・同僚・上司の部下など……とにかく困っている人みんなを手伝ったり助けたりするようにしたんです。 |
最初はミスを許してもらうためにはじめた「いろんな方への人助け」でしたが、次第に人に感謝されたり喜ばれたりするのが好きだということに気づいた笹木さん。
いろんな方へ声をかけていくうちに、社内の情報通に。
社内で何が起きているのか、いろんなネットワークを張り巡らせては上司の耳に入れていたりしたそうです。
編集長 |
秘書って忙しいですし、今は在宅で大変ですよね。 そんな時こそ、他の秘書さんを手伝ったり助けてあげるといいことがあると思うんです。 |
秘書から経営者へ、そして「Hisholio」がスタート
笹木さんの人生を変えたのは、「了解!」とおっしゃった上司の言葉でした。
「せっかく資本主義経済の国に生まれてきたなら資本家にならないと損だよ」
その言葉を胸に秘書から経営者へ転身。
青山花壇株式会社の代表として新しいキャリアをスタートさせたのです。
昔の上司の力添えもあり、法人向けへの営業をスタート。
担当としてお会いするのは、みんな秘書さんだったそうです。
編集長 |
いろんな秘書さんとお話をしているうちに「秘書が抱えている悩みってみんな同じなのでは?」と気づいたんです。 そして、秘書のためのメディアをやろう!と思い立ち、Hisholioを立ち上げました。 |
コンセプトは「秘書さんのための図書館」。
笹木さん自身、秘書時代に「頼りになるサイトがあったら……」と思っていたそうです。
そして、青山花壇の経営者となってからいろんな秘書さんと話しているうちに、他社の秘書さんと繋がりを持ちたいという要望があるということに気づきました。
Hisholioのクレド
- 秘書に必要な知識を公開して、迷える秘書を減らす
- 秘書がプロフェッショナルな仕事だというイメージを認知させ、社会的な地位向上を目指す
- 上司たちの秘書に対する考え方を変える啓蒙
- 結婚しても子どもがいても続けられる秘書像の創出
- 秘書が正当に評価されることにより、正当な給与額への是正
- 秘書を目指す層を増やす
- 秘書としてのキャリアアップの道筋を示す
編集長 |
やりたいのは、秘書さんの力になれること。 秘書の社会的地位やお給料の向上、そして「このまま秘書でいられるのかな……」という将来への不安の払しょくも行っていきたいです。 |
そして笹木さんが終始ずっと熱く語られていたことがあります。
それは「自分のやりたいことを言い続けていると、絶対に助けてくれる人が現れる」ということ。
まずは自分が熱量を持って取り組めることを見つけて、それを会う人会う人に言い続ける。
すると、どこかで繋がりを持った人が現れたり紹介してくれます。
とにかく、やりたいことは言い続ける。それがとても大切です。
Hisholioの新たなるステージ「未来秘書会議」
Hisholioも開設から1年半以上の時が経ち、日々多くの秘書さんにご覧いただけるサイトとなりました。
先ほどご紹介したクレドを実現させるためにも、Hisholioは次のステージへと進みます。
編集長 |
秘書の社会的地位の向上、お給料アップ、将来への不安の払しょく……。壮大なテーマです。 「どうやって実現していくか?」「そもそも秘書の理想ってどんな世界?」というのを、秘書のみなさんと一緒に考えたいと思っています! |
未来秘書会議では、こんな方を募集しています!
- なるべく現役秘書の方
- 全6回(1回2時間程度)のミーティングへのご参加が可能な方(オンラインでのご参加もOKです)
- 自分だけでなく、「時間的・地理的に秘書全体の未来を良くしていきたい!」という思いを共有できる方
一緒に未来を変えていける秘書さん、お待ちしております!
最後に、編集長より。
この度は、イベントにご参加いただいた秘書のみなさん、ありがとうございました!
今回のイベントでは、編集長の過去の経験からキャリアの軌跡、そして未来への想いを一気にお伝えしました。
終了後、ご参加の秘書さんたちからはアンケート通じてこんな感想を寄せていただきました。
- 本日の話を聞いて、このまま秘書として極めて行くのも1つかと前向きな気持ちになれました
- ヒショリオを立ち上げられた経緯を伺い、笹木さんの前向きなお考えが素敵に思えました。
何より、秘書が正当に評価される事による給与額の是正を考えてくださる方がいる事に感動しました。 - 最近、秘書としての自信を失っており、会社以外の秘書の方の話を聞きたいと思って参加させていただきました。
笹木さんの明るさと経験を伺い、元気が出ました。
ご参加の秘書さんたちが明日からまたがんばろう!と思えるきっかけになっていればうれしいです!
このようなイベントのご要望やリクエストなどありましたら、ぜひお声を聞かせてくださいね。
秘書のみなさん、今日もお疲れさまです!
Hisholio編集部技術メンバー。デザインや技術的なことを担当しています。
秘書経験はないのですが、Hisholioで培った経験を活かし、秘書の皆さんに役立つ情報をお届けできればと思います!
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